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山あいの小さな城下町 そこがわたしの故郷である 加藤のお殿様とよばれる老人が こじんまりした屋敷に住んでいた おさないころその屋敷の横が通学路だった たま〜に お殿様ってどんな人??って 覗いてみたりもしたものさ 小学校の前庭には、立派な銅像が建っていた 「中江藤樹」の銅像である 冬のさむぅ〜い時期になると、きまって朝礼の話の中に 「中江藤樹先生の孝行ばなし」が登場していた 礼を重んじ義理人情を徳とし道徳の道をといた あの頃があるから、今の私の我慢つよさがあるのかもしれない 故郷は遠きに離れて思うもの・・・・ 心のよすがはいまもあの日が存在するということにある 思い出せるいいものを持てると 人は頑張れるものなんだよねぇ もしも 嫌な思い出があったとしても なにかひとつ、たったひとつ「いいこともあったよねぇ」と 宝物でもさがすように思いで小箱をひっくり返し がさついた指先に「ひっかかったもの」があれば それはきっといい思い出。宝物。 それを大事に磨くといいよね。 そうしながら、わたしはコツコツ、トボトボあるいているのさ! 思い出はなしの始まりはじまり・・・・続きはまたね
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