おはなはんの日記

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おもいで綴りのはじまりでーす
2004年07月31日(土)

山あいの小さな城下町 そこがわたしの故郷である
加藤のお殿様とよばれる老人が こじんまりした屋敷に住んでいた
おさないころその屋敷の横が通学路だった
たま〜に お殿様ってどんな人??って 覗いてみたりもしたものさ

小学校の前庭には、立派な銅像が建っていた
「中江藤樹」の銅像である
冬のさむぅ〜い時期になると、きまって朝礼の話の中に
「中江藤樹先生の孝行ばなし」が登場していた
礼を重んじ義理人情を徳とし道徳の道をといた
あの頃があるから、今の私の我慢つよさがあるのかもしれない

故郷は遠きに離れて思うもの・・・・
心のよすがはいまもあの日が存在するということにある
思い出せるいいものを持てると
人は頑張れるものなんだよねぇ
もしも 嫌な思い出があったとしても
なにかひとつ、たったひとつ「いいこともあったよねぇ」と
宝物でもさがすように思いで小箱をひっくり返し
がさついた指先に「ひっかかったもの」があれば
それはきっといい思い出。宝物。
それを大事に磨くといいよね。
そうしながら、わたしはコツコツ、トボトボあるいているのさ!

思い出はなしの始まりはじまり・・・・続きはまたね



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