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移動 - 2002年07月10日(水) 昨日の続きです。 せんせの 「お母さん、入院しましょうね!」 の一言で決まったつんの入院(まさに鶴の一声) せんせが入院先のドクターに詳細を説明してる間に 旦那に携帯で報告する。 トゥルルル〜♪ 「もしもし?」 「あ、私。つん入院することになったから。」 「は?」 まそうだろうな。 「クループ、んと喉頭炎と気管支炎起こしてるんで入院することになったの。 場所はこの前と一緒。」 「え〜。困ったなぁ。たは?」 「今、小児科でこれから直接行かなくちゃいけないから、 取りあえず一緒に行くけど私は多分付き添い」 「わかった。また連絡して」 旦那との電話が一段楽した頃、せんせも丁度話し終わったようで、 「此処からだとどれ位かかるかしら?」 看護士さん 「30分くらいはかかりますね」 せんせ 「じゃあお母さん、急いで行ってくださいね。 頑張ってね」 ・・・。 そんなに念押さなくても行きますってば。 「はぁ。頑張ります。お世話になりました」 クループの場合、酷いと呼吸困難起こすので 気道確保が必要になることがある。 でもねせんせ、私運転、息子ら後部座席。 咳込まれてもどうしようもないんだよね? 急げというなら救急車で行くほうが安全でないかい? なんて思いつつも、小児科後にして車へ戻る。 たを事務員さんが駐車場まで抱っこしてくれた。 さて病院へ出発と思ったところへ旦那から電話。 「はい。何?」 「上司と連絡ついたから、途中で拾って」 旦那には家に帰って荷物の準備、判らないだろうなぁ。 「近くに着いたら連絡する。じゃね」 旦那の職場は入院先の病院行くのには少し遠回りすればいい。 その途中に我が家があるのだけど、今回は寄れずに移動。 あぁ。荷物準備したいんだけどなぁ。 その後旦那と合流して運転手交代。病院へと向かう。 小児科から連絡が行ってるので、 総合受付で確認とってもらって小児科外来に移動。 此処で診察やらX線やら入院手続きやらをして、病棟に移動。 病棟に移動してからもアナムネやら処置やらいろいろあるので、 その間に旦那とたはお昼ご飯を食べに行ってもらった。 担当の看護士さん、おお! 前回はまだまだ新人さんて感じだったのに随分しっかりして ベテランさんになってきてる。 「つんくん、今回2度目ですね?」 「はい、お久しぶりですねぇ。」 「病棟内のこと覚えていますか?」 「ええ、大体は」 「じゃあ、病棟案内しなくても大丈夫そうですね」 「はい」 「この用紙に記入をして欲しいんですけど、無理ですね。」 つん私に抱っこされてすっかりたれてる。 だいぶ熱も上がってきたよう。 そろそろ薬切れるしね。仕方ないか。 「 じゃお聞きしますから答えてくださいね」 入院までの病状の経過や病歴なんぞと答えたあと、 つんは採血と点滴するため処置室へと連れられた。 ぎゃ〜。ぎゃ〜。 看護士さんに連れられていった途端大泣きしてくれました。 つん、頑張れ。 手がむちむちしてる上に血管が細いつん。 採血は何とかなるとしても、点滴打つのは苦労するだろうなぁ。 1時間ぐらいで入ればいいけどねぇ。 そうこうしてるまに旦那とつんがお昼を食べ終えて戻ってきた。 15歳以下は病棟に入れないのでたは入り口のガラス越し。 「つんは?」 「これから点滴」 そこへ看護士さん 「お荷物取りに行かれますか?どれ位かかりますか?」 「2時間くらいは・・・。」 「遅くなるときは連絡くださいね」 「じゃあ。お願いします」 慌てて帰宅。 途中お弁当屋さんで私の昼ご飯を買っていく。 急いでご飯食べて荷造り。 たは旦那の実家に預かってもらうことになったので、 たとつん、私の着替えにつんのオムツ。 そのほかこまごましたものを詰め込む。 足りないものは病院で買うことにしてと。 時間迫ってます。 しょうがないから病院に遅れる電話を入れておく。 冷蔵庫の中身も整理しておく。 荷物を車に積んでふたたび移動。 家の中すごい状態なので帰ってくるとき怖いかも。 旦那に私を病院で降ろしてもらい、 そのままたを実家に預けに行くことにしてもらった。 降りるときた 「ばいばい」 とにこやかに手を振ってくれた。 状況を判ってるような判ってないような。 「たーちゃん、おじいちゃんちで頑張ってね」 「うん」 車を見送って病棟に戻るとつんが看護士さんに抱っこされて ナースステーションからでてきた。 左足に点滴。 顔はべそかいてます。 そのままベッドに案内される。 荷物をおろした途端張り付くつん。 看護士さんいわく、相当大泣きした模様。 それはそうだろうなぁ。 両手両足あわせて点滴の刺し痕20個所近く。 ドクター相当苦労したようです。 ま、無理も無い。 かかりつけ医でも最低8回はかかるから。 つんよく頑張ったね。 点滴抜けないように気をつけようね。 診断名「仮性クループと喘息様気管支炎」 こうして入院生活がスタートしたのでした。 -
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