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初日夜 - 2002年07月11日(木) 初めて読む方は(いるのか?) こちらを先お願いします。 こうして始まった入院生活。 熱が39℃を超えてるつん、ほとんど陸揚げされたまぐろ。 大人しくベッドに休む気はさらさら無いらしく、 抱っこをせがむ。 「だっこぅ」 「はいはい」 点滴してるので、あまり高い位置で抱っこはできない。 逆流しやすいし、足についてるので下手に動かれて抜けても困る。 仕方ないので椅子に腰掛けて抱っこ。 つんはしかりたれている。 ・・・。 熱い。 いくらエアコン効いてても熱出してる子供抱えてるのは熱いです。 しばらくするとつんの夕飯が配膳されてきた。 おお! これ幼児食なんだろうか?結構あるんだけど・・・。 「つん。ご飯食べる?」 首を横に振るつん。 一応スプーンを口に運んでみる。 ぷい。 顔横に背けられちゃいました。 ま食べられるほうが不思議かぁ。 もったいないなあと思いつつもお片づけ。 本当は私食べちゃおうかなって思ったんですけどね。 どうせ今日のご飯ないし。 でも幼児食。 メニューや味付けが幼児向けなんです。 お豆とかマッシュというかすっかりペーストにされてたり。 流石にやめました。 小児病棟の消灯は8時。 夜は一つのベッドで寝ます。 ある程度体格が大きい子は簡易ベッドが貸し出されますが、 基本的には添い寝。 子供に合わせて転落防止用の柵がついている。 結構狭い。 消灯してまもなくつん眠りについた。 点滴のおかげで少しは楽になってるようす。 それでも、やはり何度も咳込んでは泣く。 相変わらずケンケン。 そのたびにさすったり背中たたいたり。 夜間も看護士さんが頻繁に見回りにくる。 点滴している場合輸液の補充や漏れも確認で、 大体2時間おきぐらいには見回りにくる。 つんの場合はそうでなくても熱出してるのでもっと多い。 何度か熱を測り、氷枕を取り替え場合によっては座薬を使う。 点滴してるせいでオムツも頻繁に変えなきゃいけない。 なんだかんだで朝6時。起床検温時間。 結局今晩もほとんど寝れなかった・・・。 ま、覚悟はしてたけど。 いくら付き添いでも夜寝てても文句は言われません。 でも、あれだけ頻繁にだと嫌でも気になっちゃうんだよね。 この辺職業病かな。 こうして1日目が終わったのでした。 -
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