・・・青空教室24時・・・

2003年11月18日(火) 図書館


大佐が出かけてから、
残った朝食をゆっくりと食べて
食器を片付ける。
別に、家事の分担を決めている訳ではないが
毎日がこの調子なので、必然的に
自分が食器の片付けをする事になってしまうのだ。


「…大佐、あの調子じゃ絶対覚えてないよなー…」


今日は、自分と彼が付き合い始めた日なのに。
まさかそんな、女じゃあるまいし
特にそんな事、気にも留めないと思っていたのに
いざ近くなると、やっぱり気になってしまって。


「他の女の誕生日は、憶えてるくせに…」


まぁ、仕方が無い事なのかもしれない。
自分と彼は、男だから
そんな事気にかけないと思ってしまっても。


「……ったく、バカ大佐」


こうなったら、一人で準備して
面食らわせてやる。

そう、心の内に秘め。
食器を一枚一枚、洗い始める事にした。












「はい、8冊丁度ですね。
またのご利用を、お待ちしております」


受付の女性に、本を渡して中に入る。
古書独特の匂いが、館内に漂っていて。


「…もう、3時か…」


あの後、弟の元に出向いたり
街に買い物に行ったりしていたら、
いつの間にか彼が帰る2時間前になってしまっていた。
そのまま家に居ればよかった、と小さく舌を打つ。
しかし、今から家に戻るのは何か勿体無くて。


「ま、借りるだけだし…直ぐ帰れるだろ」


そう、小さく呟き
目ぼしい本を積み上げていく。
今日は、平日ということも手伝ってか
さして館内に人は居なくて。
なら、別に少し位いいか…
と、書棚の間のスペースに座り込み、
一番上に積み上げた本を手に取った。






4冊目に、手を伸ばした時だった。
急激に、眠気が自分を襲ってきて。


「…っ…やべっ…」


昨日は、寝たのが酷く遅かった為だろうか。
今更になってやってきた眠気に、
懸命に逆らおうとするが
身体はそれを許さなくて。


「……5時までには、帰らねー…と…」


呟くと、ほぼ同時に。
オレは、意識を夢の底に落とした。










長いっていうか、微妙。(駄目)
つか、これ…45まで繋げられないと思うんですが、
加世さん。(笑)


鋼ビンボーになりそうです。(何)
うあーっ、DVDにカレンダーに
キャラブックか畜生ーっ!(何)
…いや、どれも買うんですけどっ。(笑)
買うからビンボーになるんですけどっ。
…でも、やっぱり欲しいんだよなー。
…あ、買ったら見せますから。(笑)>副




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茅野ユカ [MAIL]

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