†アイスル日記† ---MILET
イチランカコミライ

--†--
2002年03月30日(土) 実家に行って来ました
里帰りっていう距離じゃないんで、「行って来た」ってところが正しいカンジ。
兄も来たので、久しぶりに結婚する前の家族(笑)だけで過ごした。
私も兄も同じ病を抱えている身なので、最近はよく電話やメールでやりとりするようになった。結婚してから疎遠だったんだけど、病気が元でより(っていうのか?)が戻った。良いんだか、悪いんだか。(汗)
兄と母が先週オーストラリアに旅行に行っていたので、そのお土産も頂戴する。母は兄の療養になれば、と思って自分の旅行に連れて行ったんだそうで。
…最初に私にお声がかかったんだけど、ダーリンが仕事でひーひー言っている時期に陛下のことも頼めないし、丁重にお断り申し上げたのだ。
で、兄と行ったわけ。兄との旅行は史上初だったので、母も兄も出掛ける前は随分身構えていたなぁ。
ま、案ずるより産むが易し、ってところだったようだ。
旅行中のビデオと写真も見せて貰ったが、実に楽しそうだった。
父も仕事を早く終えて、帰宅。
本当に久しぶりに四人家族に戻った。(笑)でも、私も兄も…ある時間が来ると眠くなってしまい(午後三時ごろ。兄は薬の所為。私はアレルギーの所為)、二人とも爆睡。(ダメすぎ)
夜になってダーリンが迎えに来たので、五人で夕食の卓を囲んだ。
やっぱり大勢で食べるご飯って、美味しい。
母はダーリンが食べ終わった皿を見ると、いつも嬉しくなると言った。
ダーリンは本当にきれーに、食べ物を平らげるのである。
見ていて気持ちいい。
しかし…
うちの家族って、どうしてみんな早食いなんだぁ?
私が主菜を半分も食べ終わらないうちに、みんな食事を終えてしまっていた。
…それとも、私がとろいのか?!
まだ幼稚園に通っていた時分、私は家族の中に伝説を残した。
夕食をいつまでも食べ終わらなかった私。
母は洗い物をし、父と兄は別室でテレビを見ていた。
ふと、私の目にある生き物が止まった。
ネズミである。
私は食事することよりも、その小さな生き物を観察することの方が大事になってしまった。ネズミもこちらをじっと、見つめている。
すると母が、私に背中を向けたまま
「MILETちゃん。なんで早く食べないの」
と言った。食事する「音」が途絶えたからだろう。私は
「だって。ネズミがじっと見てるんだもん」
と答えた。
その途端、母は悲鳴を上げると、隣室に飛び込みドアをばたんと閉めきった。その上、ノブにしがみついているのか、私がドアを開けようとしてもドアは開かなかった。
…よるべなき幼子(おい)を捨て置いて、母ったら。
今でもその話は語りぐさになっている。
他にも兄が主役の「おいなりさん伝説」とか「ロールケーキ伝説」とかもある。…食べ物関係の逸話が多いのは何故なんだろう。


My追加

デンシショカンモドル