柔道の世界選手権、48kg級の田村亮子選手、見事な 優勝で前人未到の6連覇を成し遂げました。素晴らしい! 本人が昨夜のテレビのインタビューで言ってましたが、 「ゴールの無い目標」に向かって行く事の難しさ、結果を当然視 されている事、本当に大変だったと思います。 柔道がスポーツ競技としてここまでになって、もう、お家芸 として考えるのも如何なものかとは思いますが、やってる選手は 「道」としてとらえているんですね。 あのイチロー選手が以前インタビューに答えて、「ゴールが あるから頑張れる。マラソンも42.195キロ先にゴールが あるから走る事ができる」といった感じの自身の努力感みたいな ものを語っていたと知り合いから聞いたことがありますが、 田村選手とイチロー選手のこの違いが、「武道」と「スポーツ」 の違いだと私は思います。但し、どっちが正しいという事では ありません。どちらも素晴らしい事ですが、自称「武道家」の私には、 生き方として、生きる目的に沿って道を貫く「武道」を昨日の 試合は感じさせてくれました。 また、男子無差別級の鈴木選手もいいですえ〜。彼の今後の 活躍や言動に注目したいと思います。
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