年金問題にからんで、国会の先生方の責任問題が クローズアップされています。 責任をとって辞任した人、しない人。様々な対応ですが、 何れにしても、誰に対して責任をとるかという配慮があまり 感じられません。 考えている事の根本に、「国民はわかってないから俺たちが…」 というような発想があるのではないでしょうか。 確かに専門的に制度・政策と日頃から向き合っている人と、 日々の生活に追われながら、明日を夢見て今日を頑張る一般の 人とでは、情報量が違いますし、時間をかけて、或いは集中して、 深く考える事への違いはあります。だからこそ代表制民主主義が 必要なのですが、課題によっては慎重に国民の意見をくみ上げて、 出来るだけ多くの民意を反映させなければならないものもあります。 大昔と違って、直接民主主義に近い意見反映は、今日の情報化社会では かなりの事ができます。 専門的見地にたった分析も必要で、その結果の公表の必要もあります。 今の国会の先生方を見ていると、やはり驕りを感じますね。 皆さんはどうですか?
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