プロ野球の選手会がストライキに入るかどうかが 注目されてます。 随分前に、多くの労働組合がストライキ権を行使して、 沢山の処分者を出しながら戦ってきました。 JRの前身の国鉄なんかも、その代表格です。 しかし、通常、労働組合がストだというと、ほとんどの人が 否定的。「迷惑だ」「会社あっての・・・」といった感じです。 野球はなぜ、ストライキを多くの人に支持されているのか? テレビのインタビューに答える街の声は「選手としては当然」 とか「頑張って欲しい」とか「経営陣は責任回避してる」とか で、なんだか労組側の教科書どおりの答えが多いですが、 ほんとに実態と噛み合ってるのでしょうか? プロ野球が所詮、娯楽の世界、テレビで見る人が圧倒的に多い 選択可能な娯楽のひとつだから、自分にはあまり関係ない問題 として「スト賛成!」 となってるような気がします。 ホントは、高校球児の将来への夢と可能性とか、プロスポーツの 雇用関係や公開性のあるべき姿とか、もっと社会的視点が欲しいですね。
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