ひげのお兄さんの日記

2004年12月01日(水) 秋篠宮発言

秋篠宮さまが39歳の誕生日を迎えて、夫婦での会見をされ、
そのなかで、皇太子の発言について「残念」という発言、
大きなニュースになりました。
想像でしかないので、あまりいい加減な事はいえませんが、
どうやら皇太子夫妻が描いている皇室の役割と、秋篠宮夫妻の
描いている皇室の役割像には違いがあるのでは。
「公務」についての考え方に触れてましたが、普通、行政業務を
とらえて私達が受け止めている「公務」のあり方と、
皇室が担う「公務」とは私は随分と中身や質が違うと思います。
これは、戦後の「象徴天皇」になってからは特にそうだと思います。
「公務」に対する意欲とか情熱とかは勿論、どちらの「公務」にも
大切な事で、目的達成のため最大限の効果を上げるための努力を
する事は、今の行財政改革を論じる時にもよく言われている事ですが、
それぞれの「公務」のもつ目的や役割には違いがあり、政治・行政とは
違う「皇室」の存在意義を踏まえた「公務」というものが、そこに
あるはずです。
まぁしかし、皇室のそれぞれが「ビックリした。」みたいな事や
見解が違ったり弟が苦言を呈するといった事が起こるというのも
「女性天皇」についての議論などが起きている中で、
これからの「皇室」を国民レベルで論じる必要がある状況として
いい問題提起を秋篠宮さまはしていると思います。


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