秋篠宮さまが39歳の誕生日を迎えて、夫婦での会見をされ、 そのなかで、皇太子の発言について「残念」という発言、 大きなニュースになりました。 想像でしかないので、あまりいい加減な事はいえませんが、 どうやら皇太子夫妻が描いている皇室の役割と、秋篠宮夫妻の 描いている皇室の役割像には違いがあるのでは。 「公務」についての考え方に触れてましたが、普通、行政業務を とらえて私達が受け止めている「公務」のあり方と、 皇室が担う「公務」とは私は随分と中身や質が違うと思います。 これは、戦後の「象徴天皇」になってからは特にそうだと思います。 「公務」に対する意欲とか情熱とかは勿論、どちらの「公務」にも 大切な事で、目的達成のため最大限の効果を上げるための努力を する事は、今の行財政改革を論じる時にもよく言われている事ですが、 それぞれの「公務」のもつ目的や役割には違いがあり、政治・行政とは 違う「皇室」の存在意義を踏まえた「公務」というものが、そこに あるはずです。 まぁしかし、皇室のそれぞれが「ビックリした。」みたいな事や 見解が違ったり弟が苦言を呈するといった事が起こるというのも 「女性天皇」についての議論などが起きている中で、 これからの「皇室」を国民レベルで論じる必要がある状況として いい問題提起を秋篠宮さまはしていると思います。
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