昨日の地方紙に「内助の功」は過去の遺物 という記事が載ってました。 首都圏の主婦を対象としたアンケートで、 64%が、普段から「内助の功」を意識しておらず、 20代の2割強は、言葉すら知らないそうです。 もともとサムライ時代の生活の中で、必要に迫られて あった価値観なのでしょうが、今は夫婦共に 戦場に出て行く時代。 新渡戸稲造の「武士道」に書かれているように、 「家をシッカリ守る」という事が、主婦だけの仕事とは いえない時代を表しているのでしょう。 実態は変化するのはよしとして、言葉すら知らないというのは 何だかさびしい話ですね。 「日本人は、自分たちの歴史があまり解ってない」と 外国の方が言うそうです。 確かに学校のテスト勉強で年表やら名前やらを詰め込んでいたはず 何ですが、たとえば外国から来た方に、歴史を語れといわれても 困ってしまう日本人は多いと思います。 出来事を字面で知識としてしか詰め込まなかった結果でしょう。 出来事を、どんな背景で、何故起きたのか、その後どうなったのか、 という経緯と推移としての捉え方が出来てれば、歴史は現代社会の 現実論に大いに役立つはずですね。 イラク問題など、政府が閣議でドンドンやっちゃう時代です。 歴史を振り返る、議論する必要があるのではないでしょうか。
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