ひげのお兄さんの日記

2005年01月04日(火) 意外

今日から年始の挨拶回りをはじめました。
今年は2日が日曜日だったためか、
仕事始めが4日の所や5日に所やら
いろいろで、まぁこちらにとっては分けて行けるので
都合がよかったんですが。
それはそうと、元日に剃った髭、2日・3日は親戚など
身内意外は2名の知り合いに出会っただけでしたが、
今日は約50名の方に出会ったのですが、気づいたのは
わずか2名。2日の親戚が集まっての飲み会なんか
いよいよ我が家から帰る時に、こっちから言って
始めて気づくありさま。
とかく変化を恐れるのは、人からの評価や受け止め方が
変わってしまう事への恐れで、それが自分自身の変化への
恐れにつながるそうなんですが、今回の場合、思っていたほど
周りの反応は無いですね。
気づいた人や、その人が口にして気づいた周りにいた人の
反応も思っていたほど驚く様子は無く、良いの悪いのといった
評価も返ってこない。つまり周りからもどうでも良い事に
なっていたという事でしょう。
それと、私自身が、今朝、挨拶回りに行く日を迎えて
何の躊躇無く、髭剃りをもっていった事や人とあってて
気負いも無ければ、「剃りましたよ」って帰り際にこちらから
言って、「何で?」と言葉が帰ってきても、「無くても別にいいから」と
サラッといえる自分に、少しは成長したかなって思ったりもしています。
明日は明日はかなり多い人たちにであう予定ですが
何人が気づくか面白いですね。
今日気づいた人2名は、「感性」が凄いな「気遣いが凄いな」と
日頃感じてる人でした。出会ったとたん、すぐに「何で?」って
言葉が飛んできた事に関心もしました。
日頃、身近にいたり、アタリマエだと思ってて鈍感になっている
事が日常には多くあるでしょう。そういう事への感受性を磨けるような
毎日の5感6感は意識して使わなきゃダメみたいですね。
私の場合、居合道の極意の習得に励み、その応用を日常生活で起きる事へ
如何に生かせるかでしょうね。
仕事でも充分に生かされる感性だと思います。
私の場合、時代遅れの古い価値観かも知れませんが、私は陽明学の影響が
かなり強いんです。
客観的に、宇宙レベルで「理」が存在してて、人は所詮その理の中で動く。
徳川幕府体制維持に都合のいい学問で、自分の外に必然性が存在していて、上下関係の中で、役割を全うする。それが江戸幕府の朱子学。
それに比べ、陽明学は大きな客観的な社会のながれの中においても、
自分の心に正直に、「性善説」を土台に、大義を以って行動する。
「万物一体の仁」という考え方で、今で言う民主主義のはしり。
イラク問題、憲法問題、行財政改革、自分自信の政治スタンスと行動。
組合運動から経営までやってきた私にとって、改めて今、陽明学が
スウッと入ってくる。
とりあえず、もっと深く勉強してみたいですね。



最近もう武士(もののふ)モードですよ完全に。


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