ひげのお兄さんの日記

2005年01月24日(月) 継承

今日の地元紙に、私が所属する無雙直傳英信流の
居合の記事がでました。
今年の初稽古に取材に来て頂いたときの事を
中心に、「なぜ居合をするのか」についても
触れて頂いてます。
実際に日頃練習で顔を見るメンバーは、8人ぐらい
でしょうか。
新聞にも出ていたように、下は小学校3年生の
女の子から、上は74歳の先輩まで。
ただ、人数が人数なので、10代・20代が二人ずつ。
後はそれぞれの世代ごとに一人か二人といった状況で、
実際私の世代である40代は、私だけ。
特殊ではありますが、大切な日本の伝統文化としての
古武術でもあり、なんとか継承をしていきたいと
日頃から考えていて、新聞に載るというのは、
ほんと有り難い事です。
今までは、あまり積極的に外へ打って出るといった事は
していなかったみたいで、それでもかつては20人ぐらいは
いたそうなんですが、今の時代、テレビでもチャンバラさえ
めったにみる事が無い状況下では、やはりその価値を
アピールしていく事も重要ですね。
ただ、やってる事が事なので、伝えるというのが結構大変
なんです。単に刀の使い方だけを教えれば良いという事では
無いですし、実はその事でさえ最近の子供達にはイメージ
すら伝えるのが大変だったりで、ましてや居合をする事で
習得するものが、現代を生き抜いていくためにどう役立つか
まで伝えていく事はホント大変ですね。
でも、地道にやっていく事しかないです。
頑張ります。


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