ひげのお兄さんの日記

2005年02月04日(金) やっぱり賢い

雪も解け始めました。
道路はもうほとんど無いですね。
久しぶりの冬らしい天気、いいもんです。
私は季節としては秋と冬がいい。
なんだか落ち着いた情緒を感じる季節です。
庭先の梅の木の下、雪の上をツグミが歩いてました。
鳥の動きというのは面白い。
先日、ワシントン発ロイターで、鳥に関する
面白い記事がありました。
国際的な鳥類専門家の研究チームが、「鳥類は
下等ではなくて、その頭脳も決して原始的ではない。
科学者たちは鳥類に対する評価を改めるべきだ」
というものです。
なんでも鳥類に対する解釈は100年前に定着したそうで、
鳥類の頭脳は主に基本的な神経節から構成されていて
原始的な頭脳の機能と本能的な行動を司っている。
という事になっているそうです。
しかし、彼らの研究によると、神経節は原始的ではなく、
皆さんご存知の歌や言葉を覚える能力以上に、実は
コミュニケーションの方法として利用したり、数を
数える事も出来るほどの脳なんだそうです。
どうりで近所のゴミ置き場に来るカラスが
憎たらしいほど賢いはずですよ。
研究者によると、鳥の頭脳を研究する事は、人間の
頭脳が機能する仕組みや能力としての可能性を
洞察する事が可能になるとのこと。
以前テレビで、氷河期に絶滅したとされている
恐竜が、進化をとげて今に生きている生物。
それは鳥だと言ってました。
鳥についての研究は、いろんな意味で面白そうです。
私たちのまちには水鳥公園もあり、街中でも
様々な鳥を目にする事が出来ます。
たまにサギ被害のような事で大変な時もありますが
このまちは鳥と共存するまち。
たまには時間をゆっくり進めるつもりで
鳥を眺めるのもいいもんですよ。


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