ひげのお兄さんの日記

2005年09月22日(木) 彼岸

最近、随分と宗教観が変化したり薄れたりしてることを
身近に感じます。
科学の発達や利便性の向上など、身近の「不思議」と
いったものが少なくなり、お金で解決できる事も
随分と増えてますからその影響は大きいのでしょう。
この地元でも、「水木ロード」に象徴されるように
妖怪も恐い存在から友達のような存在へ変わり
観光資源になっています。
子供を幼児期に躾ける時の最終兵器のような恐い存在
は影を潜め、今は人間が一番恐い存在みたいですね。
「恐怖」への想像よりも「超越」への想像が強まって
「実践」へ影響してる事、その「実践」すら経験不足
である事が子供たちの暴力性を高めている事へ
かなり影響してるように感じます。
人間形成にとって「恐怖」「感謝」「実践」といった
ものの大切さを彼岸をむかえて、ふと感じました。


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