来月、居合の昇段審査を受ける事になりました。 今度は5段の審査。 武道は小学校6年生から始めて、これまで 色々と格闘技をして、体も随分と痛めつけ、 二十歳ごろから腰痛が酷くなってついには ボクシング、空手、テコンドーと全てを断念して、 せめて、指導でもと腰痛と闘いながらボクシング ジムをつくって、それなりに社会的にも認知されては きたものの、やはり現役でいたいという染み付いた 本性から、リハビリしながら居合の世界にそれを 求めて今日まできました。 2段ぐらいまでは面白さというか、気分良く古武道に 浸ってたつもりなんですが、3段ぐらいから、その 古武道の奥深さと、現代社会にドップリ浸かった 感覚と、スポーツの体の使い方がスッカリ染み付いた 体が如何に古武道の剣術と掛離れているかが解ってきて、 4段になってからは師匠の求めるものも高次元なものに なり始め、頭と体と感覚のスイッチを切替ながら 何とか時間をつくっての稽古です。 しかし、こうなってくると、ますますヤル気が 沸いてきますね。 こうなったら徹底的に室町時代の頃の武士のように なってやろうと思います。
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