バカ恋 | back index next |
■ 残酷な白昼夢 ■ もうすぐレッツヴァレンタインデェイですわね。 とは云いつつも、アタシったらめっきり 盛り下がっちゃってます だいたい、 ヴァレンタインデェイってのはさ、 女子が男子に熱い思いを告げると云う、 年に一度の一大イヴェントな訳で、 素敵彼氏のシュウが居るアタシ的には、 今更何を告れと? だがしかし。 そこら辺のスーパーで買ってきた、 チョコレイト詰め合わせ超御買い得品を 取って付けたようにシュウにあげるなんてこたあ言語道断! 日頃の感謝の気持ちと、おつりが来るほどの愛と真心を込めて、 今年も作りますっ!作らせて頂きますっ! シュウには、 はあぁああ ヴァレンタインなんてかったりぃわぁあああ と、完璧にやる気無しモォド満作で接しているので、 アタシが此れ程気合を入れて愛するシュウの為に、 シュウの為だけに、 オンリーワンなヴァレンタインを敢行しようとしてるとは、 微塵も思っているわけあるめえ。 サプライズなヴァレンタインの愛の証を、 シュウは喜んでくれるかなあああああああああああ〜ぁ (妄想中) 『ややや?此れはもしかしてボクへのチョコレイト?しかも手作り?』 『ええそうよ♥アナタの為に一生懸命こしらえたのよ』 『おぉおおなんてこったい! こんな嬉しいヴァレンタインは生まれて初めてだよベイビィ』 『其処まで喜んでくれるなんて思わなかったわぁダァリン』 『愛してるよぉベイビィ(ぎゅう)』 『アタシもよぉダァリン(ぎゅうぎゅう)』 と、こうなるに違いない。 うっほほほほほほ。 待っていろ、ヴァレンタイン。 あ、さて。 話は変わるけど、 アタシ、白昼夢見ました。 あれが噂で聞く白昼夢。絶対間違いない。 昼休み、ボォーっと車に乗ってたら、 脳味噌の中にスッコーンってやけにリアルな映像が飛び込んできて、 一瞬何が起きたのか判らず、 すっげえビビッたわよ。 だってさ、 |
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