バカ恋
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■ 女の子の秘密 ■



ふう。

此処で書き始める前に書いてた日記の移殖完了。

モンキーガール→モンキーマゾヒスト→退廃電脳猿

と、猿的変貌を経て今に至る。

其れにしても、

エンピツで日記書き始めてからもう弐年も過ぎたんだねえ。

始めた頃はまだ地元に居たんだもんねえ。

エンピツでは参度目の夏を迎えるんだねえ。



+++++++++++++++++++++++++



昨夜シュウは久しぶりに会った元同僚と、

うちの近所の焼き鳥屋へ飲みに行きました。

帰ってきたのは午前壱時過ぎ。

午前様とは良い度胸してんぢゃねえか

なあんて事は口が裂けても言いません。

アタシが夜遊び出来なくなっちゃうもんねえ。




シュウが夕飯いらないと言うので、

アタシとスーさんはフタリきりで御飯食べに行って来ました。

折角だから寿司とか食べちゃおうぜ♪

とか言っちゃったけど、美味い寿司屋は何処も満員。

仕方なく、近所のパスタ屋で我慢しましたょ。

スーさんとフタリきりで外食するのなんて何時ぶりかしら☆

地元で暮らしてた頃は、

今よりも稼ぎが良かったせいもあって、

週に壱度くらいは外で御飯食べてたっけ。

まあ、其の分家事を怠けてたって事なんすけどね。

でもやっぱ、女同士っていいわあ〜。

シュウの前じゃ出来ないような、女同士の秘密の話も出来たしね。




おなかも一杯になって、大満足で家に帰って、

スーさんと一緒にお風呂に入りました。

たまげるほどでかくなったスーさんのおっぱいを

揉もうとしたら引っ叩かれました。


ちぇ。

ケチ。


スーさんが使ってたシャワーを無理矢理横取りしたら

又しても、引っ叩かれました。


ええん。

怖いよお。


其れでも調子に乗ってスーさんとこをからかって遊んでたら、

あかねちゃんってさ〜ほんっと子供だよね〜

って壱拾弐歳の小娘に冷たく言われてしまいました。

恐縮です。




スーさんの御学友の皆様に、

母親と一緒に入浴する子などまぁーったく居ないそうです。

ふうん、そおなんだ。

言われてみりゃ、

アタシも母上と一緒に風呂で遊んだ記憶なんてないわね。

ましてや、手を繋いで歩いたり、

洋服を共用したりなんて事もしたことなかったわね。




大体さ、

スーさんがアタシの事を名前で呼ぶって時点で、

他所の御家庭とはちょっとズレてるって事だわよ。

別にいいけどね。

友達とか姉妹みたいで楽しいし。








断じて許せません。

畜生、おニューなのによお。

何で御前が壱番最初なんだよお。

帰ったらおっぱいモミモミの刑。




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