今日もまた、朝から晩まで働いた。 月曜日からずっとこの調子。 ただでさえ虚弱体質気味の僕は、そろそろ限界だ。 しかも…。
しかも、明日は昼からのはずだったのに、 朝から行かなければならなくなった。 クライアントの都合らしい。 ごねてみようかとも思ったが、 考えてみればそれだけ早く終わるわけだし、 休みの時間も長くなるのだ。 それに、夜に働くのは昼に働くよりも疲れる。 なぜかは分からないが。
それだけで終われば良かったのだが、 なんと生徒が「明日も来て欲しい」と言い出した。 尊敬されているのかなんなのか分からないが、 クライアントの意向だ。逆らうわけにはいくまい。 まあ、逆らってもいいのだが、 この際、徹底的に自分をいじめるのも悪くないだろう。 明後日からは休みなのだから…。
しかし、こうやって日記を書くことで、 睡眠時間はどんどん減っている。 現在の推定睡眠時間は4時間だ。 4時間でどれだけ疲れが癒せる? 僕は前世紀の偉人のように、強い意志と目的を持って生活しているわけではない。 若さだけに頼っていては、近い未来、力つきるに違いない。 …とは言え、仕事そのものは楽だし、力つきても倒れはしないと思うが。
今日は、取り立てて変わったことはしなかった。 6時に起きて、7時に家を出て、 適当に時間を調整して8時半に関内の仕事場に到着。 昼に休憩して、5時までセットアップの作業に勤しむ。 それからまた時間を調整して、生徒の家に7時半に到着。 授業をやって、少し一緒にドラマを見て、 給料をもらって11時。家に帰ったのは12時前。 で、食事と風呂、その他で現在は2時だ。 だから、推定睡眠時間は4時間というわけだ。 明日も基本的に同じ生活になるはずだからだ。
今日は、教育について。 家庭教師をやっていて思うのは、 教えることそのものは難しくないということだ。 相手が分かっていなくても、教えることはできる。 それで自分だけは満足することができる。 当然、それでは教える意味などないのだが。
難しいのは、相手が理解できるように教えること。 そして事物となって表れる表象の陰にある真実を教えることだ。 後者は僕自身が理解できていないのでともかくとして、 前者が僕にとって大きな課題だ。 文部科学省の「教養」が新聞で批判されていたが、 僕はあのくらい具体的でいいと思う。 あまり抽象的な理想を掲げても現場ではとても対応できないし、 何より多くの人間に理解できなくなってしまう。 そして、ただでさえ理解しづらいものを教えるということは、困難を極める。
ダメだ…。まぶたが重たい。 僕の身体が休息を要求している。 不十分だが、少し眠ることとしよう…。
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