Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年09月17日(水) 過去の知見と新たな開発

題名の部分、tableタグを使用していたが、CSSによる記述に切り替えた。たぶん、ほとんど変わりないと思うが…。そんなことで睡眠時間を削ってどうなるのだろう。

昨日から今日にかけて、両親が富士山の方へ旅行に行ってしまった。おかげでまともな食事をしていない。自分で作る気になれば作れるのかもしれないが、それはそれで面倒だし…。コーンフレークだけでも食べた気にはなれるし。栄養価を考えると問題がありそうだが。コーンフレークは栄養バランスがいいと言っても、それは既知の栄養素だけだし…。

世の中はずっと動きつづけているが、その中で取り残されたような感覚を感じる。単なる錯覚なのだろうが、僕だけでなく、世の中全体が冷めてきているように感じる。そんなに一生懸命やってどうなるんだよ、という思いを感じる気がするのだ。実際は、一生懸命やること自体に価値があるし、それで十分満足できるとは思うが、だからと言ってそんな風に取り組める対象など、今のところない。あったとしても、そんな時間なんてないのだ。好きなことに対して多くの時間を費やしたいと思うが、今の世の中では贅沢な願いだろう。誰もがやりたくもないことを、長い時間をかけてやっているのが今の世の中なのだ。みんなが少しずつ犠牲になって、子どもたちやほかの人のためにと尽くしているのだ。でも、それが見えにくくなっている。新しいものを作ればそれで満足だったのも昔の話。今はもう、多くが開発され尽くして、行き詰まっている。これから先、どうすればいいのだろう。こう考えていくと、新聞に載っているような漠然とした閉塞感というのは当たっている気がする。でも、歴史上、こんな状況は何度となくあったに違いない。そんな時、人はどうやってそれを解決してきたのだろう。過去から学べることは多いのではないだろうか。

人類には、長い歴史があるし、その歴史の中で積み上げてきた知見がある。そのすべては手に入らないとしても、今の時代、多くの情報が手に入る。この情報を手に入れたり、利用したりするすべを見につけることは重要なのではないだろうか。それは、新しく何かを開発するよりも重要だと、僕には思えてならない。誰にも把握できないほど、過去にはさまざまな知識があり、経験がある。そして、その中には数え切れないほどの失敗もあるだろう。そんな失敗を積み重ねないことが、幸せな生活への第一歩だと思うのだ。確かに保守的かもしれない。しかし、ここまで人類は確実に歩みを進めてきた。過去を振り返り、取りこぼしてきたものを見つめなおすのもいいのではないだろうか。

ところで、近日関東地方で大地震が起こるといううわさを聞く。私設天文台の台長が主張しているらしいが、その根拠は結構怪しい。これから、どうなるのだろうか。最近あまりにも代わり映えのしない生活だから、地震が起きて一変してもいいかもしれないなどと思ってしまう。しかし、少しじっくり考えてみると、その生活が良くなるとはとても思えない。多くの人が苦しむことになるだろう。自分だって苦しむことになるだろう。それに不安を感じないのは、やはり大地震という天災に対してリアリティを感じていないからに違いない。関西地方の人であれば、きっと地震の怖さを感覚的に理解しているのだろう。


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加