Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年11月06日(木) スタイルシート変更

スタイルシートを変更した。今までは借り物のスタイルシートに自分で記述を書き加えて使っていたが、一から書きなおしたのだ。まあ、見てもらえば分かるとおり、たいした量ではないし、もともと使っていたスタイルシートからのコピーも多いのだが。

で、過去の日記がどう見えるかも確認したのだが、どうやら特に問題はなさそうだ。目次のページも、Operaで見たときにフォントがおかしかったのだが直すことができた。Internet ExplorerとOperaとで使用するフォントを変えようかとも思ったが、JavaScriptを調べるのが面倒なのでやめることにした。

で、過去の日記を見てみたのだが、どうも最近の日記と比べて、昔の日記のほうができがいい気がする。前からこんなことを書いているから、僕の文章のレベルはどんどん下がっていっているのかもしれない。それに、ちょっと前までは論理的な思考に対して抵抗がなかったどころか、かなり好きだったようだ。今では論文が先に来るので、そんな考え方にうんざりしているのだが。

ところで、C++言語のテキストを半分ほど読み終わった。で、感想。なんて扱いにくそうな言語なんだ…。これに尽きる。問題点は明らかなのに修正されていない。構文がやたらと多くて複雑だ。Javaの利点としてC++言語の利点を受け継ぎ、問題点を解決したというのがあったが、C++言語を勉強してみてその意味がとてもよく理解できた。C++言語では簡単にオブジェクトをコピーできるが、Javaではできない。なぜなのかと疑問に思って不満も抱いたが、問題点が分かったのですっきりした。ちょっと技術的な話になるのだが、C++言語ではポインタというのがあって、そのポインタは特定のデータの位置を指し示すことができる。で、オブジェクトをコピーするとポインタもコピーされるのだが、指し示す場所はコピー元もコピー先も変わらない。で、コピー元とコピー先のどちらか一方を破棄すると、指し示された場所にあるデータも破棄されてしまう。いつかは必ず破棄しなければならないので、これはしかたがない。しかし、これによって、まだ使うかもしれないデータが捨てられてしまう可能性が出てきてしまうのだ。

なぜ問題点をあえて積み残しているのかと言えば、それは処理速度向上のためだと考えられる。問題解決のためにはそれなりの処理をしなければならない。すると、その分だけ時間がかかってしまう。気をつければ防げる問題のために余計な時間をかけるのは無駄だ、というのがC++言語の発想なのだろう。


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