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■ 送別会
今日は愛弟子の送別会。
会場は私の行きつけの居酒屋。 不規則勤務の病棟メンバーが 確実に集まれるよう 先月から日取りを決めて みんなで夜勤回避の勤務希望を出してた。 メンツは古巣で苦楽を共にした4人と その時期に一緒に仕事をした医者3人。 今迄何度となくこのメンバーで飲んだけど それも多分今日が最後。 最初に転勤した1人の医者が この雰囲気、懐かしいなぁと嬉しそうに言う。
遠方の実家へ帰る後輩のために お料理は明石でしか食べられない 海の幸三昧と言う事で ものすごいバリエーションの刺身。 医者組は遅刻なので茄子組だけで開宴、 とろとろに脂の乗った刺身に感激して ギャ-ギャ-騒ぐ。
もともと今日の主賓は後輩茄子だけだった。 が、途中で魚の異動が決まって主賓その2、 さらに幹事の私も転職で主賓その3。 医者組はそれぞれ仕事があるから 最初から遅刻の予定だったんだけど よっぽど楽しみだったのか いつもの病棟の宴会とは遅刻の程度が違う。 10分遅れって、やればできるやん。
魚と会うのは久しぶりだから お支度にも気合が入る。 古巣の宴会に月末のPE'Zのライブと 何度か会う機会があるから それぞれ違う雰囲気で行けるよう 服のローテで悩む。 紺のニットにジーンズ、全身紺色にしておいて 白いレースの綿ストールでアクセント。 バングルも白で色合わせ。
みんなで写真とって大騒ぎ。 魚とも写真を撮るんだけど 相変わらずまともには写らない魚。 いつもわざと白目むいてたり 口が開いてたりする子供っぷり。 と言いながら私も合わせて白目むいてる。 今まで何度も一緒に写真を撮ったけど 今回の開口白目写真は見事に2人同じ顔。 嬉しい。
魚と一緒の宴会ももうない。 一緒にギャ-ギャ-騒げるのが楽しい。 途中、主賓挨拶で私の番が周ってきたら 「ちょっと待って。トイレ行って来る」 と私の挨拶を遮る魚。 私の挨拶に興味はあるらしい。 トイレから帰ってきて 「レガお、もう泣きそうやな。 いつもより目がウルウルして 二重がキツなってるで」と 去年、号泣スピーチをした事をからかう。 魚の期待通りかはわからないけど 至極まっとうなご挨拶をさせて頂く。
魚は私の異動はまだまだ流動的 なものだと思ってたらしく ほぼ決まりと聞いて驚く。 魚は希望どおりでない配属にヘコんでる。 最初は今の住まいから新しい職場まで 片道一時間かけて通うと言ってたけど さすがにしんどいらしく一応引っ越すらしい。 さらに今の住まいもキープしておくと言い出す。 計画としては平日は職場近辺に住んで 週末は神戸へ出て来る。なんてお気楽極楽。 ちらっと「田舎の家もまた遊びに来いよ」 と言われる。
魚はあんまり「寂しい」とは言わない。 私に「会えなくなるなぁ」 という雰囲気の事も言わない。 古巣の送別会に来るのかとか 次に会う機会は把握しようとしてる。 現にGWのシティーボーイズの約束もある。 結局宙ぶらりんのまま。
私にしたら思いっきりお別れモードで 一回盛り上がっておきたいんだけど 思う様にはいかない。 送別会がお開きになった後 本を返すのを口実に久々に魚宅に寄ったけど 魚が話すのはこの週末に行った ボードの話ばかり。坐り位置は微妙に遠い。
私が帰ると言ったら 「明日の勤務なに?」と聞いてくるから驚く。 「準夜やで、今夜夜更かしできるように 先月から勤務組んでてん」「そうか・・・。」 「次、PE'Zのライブ楽しみにしてるわ」 「おう、その前に病棟の送別会で飲もうや。 運転大丈夫か?気ぃつけてな」
相変わらず、側にいろとは言ってくれない男。
2003年03月17日(月)
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