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■ 最後の日
泣いても笑っても臨床最後の日。
今日は普通に仕事で、 挨拶周りもしたい日。 こないだ叱られたので 今日は朝一番で看護部長に挨拶しに行く。 病棟に上がると婦長さんが ご丁寧にもお餞別を下さる。 スタッフは「最後まで仕事だなんて 気の毒に」という感じだったけど 私的には最後をきちんと勤め上げて 悔い少なく臨床を去りたい。
その気持ちを汲んでくれたのか 受け持ちはケモ2人と ターミナル1人と入院受けと あと数人。 もう、私の臨床経験を凝縮したような 見事な部屋割り。 朝からバタバタと動き回る。
仕事の合間に挨拶周り。 魚は午前中のdutyがあって 昼からはフリーの予定。 昼から写真を撮ろうと言ってたので 最後の私用ベルで読影室集合。 読影室にいる上の先生にも挨拶する。 上の先生達からそれなりに 気に入って貰ってた私は握手もして貰って 魚も入ってみんなで記念撮影して 魚と畏まって握手して挨拶。
いつもは白目剥いたりしてふざける魚も 今日はきちんと写真に収まる。 シャーカステンをバックに写真を撮るのに 電源が入ってると薄い部長先生の頭が光る。 気を使ってか他の先生は抜かりなく でも、さりげなく電源オフ。
魚は夕方には病院を引き払う予定だった。 なのに、私が部長先生と写真を撮ろうと
また読影室に行ったらまだいて ちゃっかり読影をさせられていた。 私は魚が仕事してる横で 部長ときゃあきゃあはしゃいでた。 魚曰く「自分、どこでも存在感あるなぁ」 7年貢献しましたので、 それなりの扱いです。
仕事が終わって、 呼吸器ドクターズと記念撮影。 カンファレンス直前の時間帯を狙って 全員をポケベルで呼んだら みんな心良く集まってくれて 本当にうれしい。
寂しくてなかなか詰所を出られない私は 婦長さんにホットパックを買ってくれとか 色々用事を見つけてはダラダラしてた。 先輩が近づいて来て 寂しいと泣きながら言うから驚く。 結局2人で泣きながら話す。
仕事の後は古巣の後輩と同期とごはん。 参加できなかった友達から 新生活にと定期入れとキーホルダーを貰う。 おそろいでとても可愛い。 さらに、一緒に食事に行った友達が 私に手紙を書いたという。 プレゼントも嬉しいんだけど 手紙なんて最高。 いい仲間に送られる私は本当に幸せだし それだけ頑張ったんだと胸も張れる。
お店に入ったら何と、隣のテーブルに 魚と魚の先輩と技師さんのグループ。 もう、5月まで会えないと思ってたから 本当に嬉しい偶然。 魚はちょっとしてから 私たちのテーブルに合流。一緒に飲む。 途中、広島に帰った愛弟子に電話。 着任前のオリですでにヘコんでる後輩、 交代で話して「頑張れ」と励ます。
宴会もお開きで、魚はこのまま新任地へ。 別れ際、「おう、気ぃつけてな、頑張れよ」 と声をかけてくれる。 本当はもうちょっと酔い覚ましで 一緒にいたかったけど 今から一時間車に乗って帰らないといけない しんどい状況の魚をそっとしておく。
家へ帰って寂しいから魚にメール。 魚から返信「今日ばっかりは マジで寂しいぞ。では、健闘を祈る」 魚が「寂しい」ってハッキリ言うのを 聞いたのは初めて。 何だかこっちまでしんみりするけど 「健闘を祈る」と言ってくれてるから しっかり頑張らなきゃ。
去年の病棟異動でヘコみまくった私。 一番支えになったのは魚だった。 今回はヘコんだところで そうそう会えないけどそこが私の頑張り所。 自分で志願した道だから しんどくっても乗り越えて見せる。
みんなそれぞれ、次の場所へ。
2003年03月31日(月)
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