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■ 帰れ、バカ営業
行ってきました不動産屋3軒目。
こじんまりと駅前の事務所で 行ったら営業はまた若い兄ちゃん。 もう、喋りだした瞬間から あまりお行儀良くないし 頭の回転も速くなさそうで だめだこりゃー。 1軒目の大手とはもう 雰囲気に格段の違いアリ。
こういう時に不機嫌丸出しなのが 高校教師なので困る。 もともと愛嬌のない顔つきなのに さらに憮然として座ってる。 で、向こうもその雰囲気を感じてか 愛想は良くない。
その上プランを聞かれて高校教師が 無理めの条件を言うから 営業の兄ちゃんはさらにムッとしてる。 だからあれこれお勧めする事もなく しーんとした沈黙がしょっちゅう。 黙り込む営業マンを見たのは初めてで いくら性格のキツイ私でも この状況では何とか場を和まそうと 変な気を使うのでしんどい。
不動産屋には職業はバラしてない。 不動産屋へ行くからと言って 高校教師は小奇麗にはしない。 いつものカットソーにいつもの無精ひげ。 「職業がわかったとたんとか スーツ着てるだけで応対を変えるような しょうもない奴はサービス業ではない。 ああいう奴に限って偉い奴や金持ちに 卑屈にヘイコラするんや」って言う。
判ってるならもうちょっと 小奇麗にしてもいいと思うんですけど? っていうかそれなら小奇麗にして 相手をうまーく使った方が 賢いような気がするんだけど。
「こちらの身なりに関わらず 式場とか衣装屋の接客は とても良かった」って言うんだけど 大手外資系ホテルのサービスと 町の不動産屋を一緒にしてはいけない。 そうやって意地張ってたら 何だか決まるものも 決まらないような決まらない気がする。 ああ、憂鬱。
とりあえず見せてくれと言っていた 物件を見に行く事になる。 営業マンが何か聞くと高校教師は 「まぁ」とか「別に」とか 「どっちでも」とか、とにかく感じが悪い。 間にいる私の事も考えて欲しい と思いながら要領を得ない 営業マンにもムカついたり。
で、見せてもらった物件はいい感じ。 部屋を見るのは初めてだし 気まずい雰囲気を変えようと テンション高めでニコニコと あちこち棚を開けたりしては 「すごーい」とか言って 楽しそうにしてみる。
で、ひととおり見せてもらってから バイクを置く駐輪場を見たいと言ったら 営業マンは場所がわからないと言う。 は?自分の店が管理してる物件の 駐輪場がわからないって何? やはり高校教師がいけずと言うよりは 営業マンがバカなんだわ。
部屋を見せてもらった時に ベランダから小さな屋根の下に 自転車が見えたのを思い出して それが駐輪場じゃないのかと聞いたら 「そうかも」って見に行く始末。 おいおい。
で、駐輪場はめでたく見つかったんだけど レールが敷いてあって そこに自転車を入れる仕組みだから とてもじゃないけどバイクは無理。 「困ったなぁ」って言ってたら 「駐車場を借りるなら 車の後ろのスペースに置いてもいいし 敷地内なら好きなところに止めて下さい。 自動販売機の裏とか階段の下とか。」
車の後ろって車止めと壁の間に バイクが入るわけもないし 自動販売機の裏って段差の上で どうやって上げるんだ? 大体、大事なバイクなのに 自販機の裏とか階段の下とか 中途半端な所に置くわけないし。 バイクってどんなのか知ってるか? 屋根の下に置くものだぞ?
他に住んでる人だって そんなわけのわからない所に バイクを置かれたら迷惑に決まってる。 そういう迷惑に気を配るのも 仕事のうちじゃないの? 不動産屋のくせに住人の迷惑も 住人が大事にしてるモノも ぜーんぜん真面目に考えてない。 こいつ自身も自分の住んでるところで 結構回りに迷惑かけてたりして。 そんな奴の世話にはなりたくもナシ。
高校教師が嫌な雰囲気じゃなければ このバカ営業マンももう少し 客が大事にしてるモノを 一緒に大事に考えたりするんじゃないか とか思うところもあるけど 相手の雰囲気に左右されて 仕事の内容が変わるのはプロじゃない。 相手の雰囲気が悪かったら そこを何とかうまくやるのが 腕の見せ所だと思うけど。
見終わって解散するのに 高校教師は会釈程度の挨拶。 今までの不動産屋なら 「有難うございました」とか 「ご丁寧にどうも」とか ちゃんと挨拶してたのに。
物件は良かったけど とにかく気分の悪い日。 高校教師に至っては 「いい部屋だけど 住んでるイメージが沸かない」とか 判った様な判らんような事を言う。 イメージが沸かないって ムカついてたから 考えが及ばんかっただけと違うの? ひたすら気分の悪い一日。
返せよ休日。
2004年05月02日(日)
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