しょっぴの日記...しょっぴ

 

 

オじル - 2004年05月19日(水)

オじル。

この言葉(言葉か?)を聞いて、
これがオジギソウの名前だと気付く人は
あまりいないだろう。

オじル……。

ちびは子どもちゃれんじ「じゃんぷ」を
とっているので、毎月届くのを心待ちにしているんであるが、
5月号の付録はオジギソウの栽培キットだった。
種をまくということが大好きなちびは
さっそくキットの鉢に種をまき、水をやり、
そして命名したのがこの「オじル」。
子どもが愛情を持って世話をできるように、
オジギソウに名前を付けましょう、ってことらしいんだけど。
ちゃれんじの本の表紙に描かれたオジギソウは、
「ぺこっち」と名づけられていた。
育て方の説明ページには、「おじっぴぃ」と
名づけられたオジギソウの写真が載っていた。
どういう発想から「オじル」なのかわからない……。

「オジル」と聞くと、「汚汁」と脳内変換されてしまうのは
私だけ?

それにしても、そのネーミングセンスについて
一緒に笑い合っていた夫が、
「それにしても、どういうセンスっていうか、
『俺の子ども』っていうか……」
と、妙に納得していてなんだかげんなりした。

ちなみに「オじル」は、5つまいた種全て芽を出し、
もう本葉も2枚以上出て、
毎朝子どもらにぺこぺこおじぎさせられています。
ちびちびも「おじる、おじる」と言ってかわいがっており、
愛情過多(単にいじりすぎ)により、葉っぱを2枚ほど
葬り去りました。
強く育て、オじル。

種好きといえば、そのちびが少し前に、
「お母さん、こんどひまわりの種買って」と言うので
「いいよ」と答えた。
しかし、うちの庭には魑魅魍魎、じゃなかった
怪しい虫がいっぱいいるらしく、
数年前に私が庭にひまわりを植えたときも
葉っぱが出る端から虫に食い尽くされ、
それでもやっとつぼみをつけて、貧相ではあったけれど
花を咲かせた、と思ったら
こんどは花びらをぐるっと虫に食われてしまったことがある。
昼間、虫の姿を探しても、影も形も見えないのに……。

その話をちびにして、
「だから、種まくのはいいけどうまく育たないかもよ」
と言ってみたのだが、返事は「違うよ、お母さん」。
何が違うの? と思ったら、
「種はそこらへんにまいて、ハムスターをつかまえるんだよ」。
…………。
砂糖に群がるアリのように、ひまわりの種をまくと
ハムスターがわらわらとわいて出てくるとでも
思っていたのだろうか。
年長になって、親の側も、
もういろんなことがわかっているような気がしているので、
こういうことを言われるとけっこう驚くのでありました。




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