かなしいうわさ
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2009年02月09日(月) ないものはないけど、あるものはある。

デジタル一眼を買いました。E-520。
ヨドバシに派遣されているオリンパスのお兄さんの説明に惚れた。
初心者にやさしいツボを付いた微に入り細に入りまくりな解説、他者のカメラをおすすめしまくる気概も良かったのだが
レンズなんてもんはカバーいりません、あっちで売られてるカバーなんて買う必要ないですよ、100均のカバーで十分!
といいますか、このくらいのレンズなら比重無いので万が一落としてもねホラっがちゃーん(床に落とす)全然大丈夫です!タマずれません!
まぁ本体も強化プラスチックですので硬いのでほらガンガンガン(展示台にぶつけて展示台若干凹む)
カバンにそのまま入れていただければ!

かっこいい(;´Д`)職人はいた!
まぁ保護ケースは買いますが...








おれわた、いただいている方の分は更新完了です。
今年はこんなもんかな。45名。
http://best2006.web.fc2.com/orewata2008top.html
ありがとうございます!
面白すぎて年明けてから掲載されていたCD20枚くらい買ってしまっています。
どう責任取ってくれるのよ!?(スチュワーデス物語の片平なぎさ)


のちほどしっかり集計しますが、
ウリチパン郡の「ジャイアントクラブ」がダントツで評を集めている。たぶんきっと。


抜群に良いアルバムなので大納得。


「ゼノン」とGastr Del Solの「The Seasons Reverse」が被るんだよなぁ。





曲調はもちろん。
前衛的なのにとびきりポップで親しみいところ。
ビッと背骨が通ったクールな美しさ。などとかとか。
こういうふうに時間や国境を越えてピン!と繋がることはたまにある。

ウリチパン好きな方がこのアルバムをどう思うか聞いてみたいところ。


Gastr Del Sol /Camofleur











根本敬の「真理先生」がすごい。
全編すごいけど、とくに中盤の小説?が凄い。
えぐられる。


根本敬は弱者をおもしろく書くけど、あざ笑って蔑んで楽しんでいるところが全く無い。
高いところから見下げていない。目線が低い。
低いもなにも、地面にべったり顔をつけて、全てを見上げている。
それで自分のツラが汚れることなんて全く厭わない。

光が当たれば必ず影ができる。人には誰でも光があり、影がある。
影は怖い。自分でも見えにくいし、何があるかわからないし、汚さそうだ。
見えないから怖い。怖いからできれば見たくない。死ぬまで無いものとして暮らしていきたい。
でもその影を
「見なよ。見てみなよ。こんなん誰にでもあるんだ。誰にでも。
あったりまえの大前提として。
で、汚いけど、汚いって悪いモンかな?つかキレイって何?汚いって何?」
と、おもしろく触れやすいかたちにして語ってくれる。
だからエグイのにどうしようもなく惹かれるんだ。
生々しいけど、清々しい。
丁寧に綺麗に暮らしていきたい方こそ、この汚く澱んだ話を、ぜひ読んでほしい。

俺は神様や宗教をさっぱり信じていないけど、因果はあると思う。
読みかけのこの本を持って電車で移動していると、
毎回100%乗り込んだ車内にホームレスの方がいらっしゃいました。
モーゼのようにみんな他の車両に避難していき、載っているのは俺と数名のみ。
で電車はスルルと走る。冬で寒いからとはいえ、毎回だぜ。
因果は、あるね。




こっちも読みたい、観たい。表紙が良すぎ。
「根本敬の映像夜間中学講義録-イエスタデー・ネヴァー・ノウズ」










コークハイを飲んでおやすみなさい。







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