物事を「知る」というのには 2つの方法があると思う。
1つは、頭で思考することによって理解するやり方。 もうひとつは、心と体で感じ取って理解するやり方。
自分の場合、前者が苦手である。理屈で考えてもどうも本質が はっきりしない感じがする。言葉で説明しても上滑りしてしまう。
やっぱり、実際経験して感じとらなければ[知る」ことにはならない。 変な例えだが、性教育でSEXを知っても実際「やる」までは 何も知らないようなものだ。
だから、あまり沢山の知識を詰め込むより、身近な経験を積み重ねて 自分の「知識」としていく方があっている。 生きることは「過去」でも「未来」でもなく「今」であるから、 「今」の自分の範疇に集中していこう・・・
ところで、イラク問題だがアメリカはどうやら戦争をするつもりだ。 私の直感では、もし戦争をすればアメリカにとっても決してプラス にはならない。
9.11テロから、アメリカは対テロ戦争の名目のもと好戦的になっている が、イラクがあのテロに関った証拠を国際社会に明示しない限り 国際的にも「反米」ムードが蔓延するだろう。 加えて、開戦は新たな「テロ」の口実となりそれを誘発するのではないか と憂慮される。
個人的にいえば、ブッシュの個人的な資質にも疑問を感じる。 話し方、政策などを見ても、器の小ささを見て取れると同時に 「アメリカ至上主義」が鼻持ちならない。
何が正義か・・など誰もわからない。 ただ、煩雑なルールに則り、手続を踏むのが民主主義である。 「核実験再開」「京都議定書批准拒否」など すでに、国際社会のルールからはみだしているアメリカが ここで、「国連決議」という民主的手続を経ずに開戦すれば 「民主主義」に対するあまりにも傲慢な裏切りである。
ちなみに、私もイラクもフセインも嫌いであるし 十分にテロ支援の嫌疑はある、と思ってはいるが。
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