2003年10月21日(火) |
下手な考え休むに似たり |
やたら気が利いちゃったり、 知識がついちゃったり、 するから疲れるんだな。
それから、過ぎた事を後悔したり 未来を憂いたりするから落ち着かない。
「 「過ぎてしまったこと」や、これから「やってくること」 に、心がとどまってはいけない。人は、常に「たった今」に 生きるべきである。そして、その「たった今」を理解し、そこに 存在する素晴らしい世界に気づくことが大切なのだ」・・・仏陀
同じようなニュアンスで、
「処世のおきて」 気持ちよい生活を作ろうと思ったら、 済んだことをくよくよせぬこと、 滅多なことに腹を立てぬこと、 いつも現在を楽しむこと、 とりわけ、人を憎まぬこと、 未来を神にまかせること。・・・・・・・・・・・・・・・ゲーテ
11月から復職できそうな気配だが、 高等遊民のように、自然に遊び、芸術に触れ 食べたい時に食べたいものを食べ 寝たいときに寝たいだけ寝る。 ・・・もう1ヶ月くらい休みたくなってきた。
あとは・・・無為にボーッとする時間が もう少し欲しいかな。 それにしても、恵まれている。 休んでも口座にはちゃんと月給が振り込まれている。
慣らすために、用も無いのに会社へ行ったら、 まだ机がちゃんとある。
2週間に1回は、親から「金が必要ならいつでも言って来い」 と電話がある。
先日、幼馴染の弁護士と話をした。 丸の内に事務所を構え、三菱大企業を顧問とする 安泰な事務所に所属している。
彼は、中学で父親が急死し、苦学のうえ大学卒業後 6年目で司法試験に受かった。 いまでは、高収入だが、鎌倉の実家は借家だったので そこを買って母を住まわした上、毎年百万単位の経済的 援助をしている。そのうえ、妹にもいわくがあり、 援助している。さらに自分で世田谷に高級マンションを 購入したため、ローンもある。
余りに僕と立場が違う。 彼が言うには、「君は君の持っているものを 享受すればよい。あくせくせずに、無理せずに 余裕をもって暮らせばよいのではないか。」
特命係長ではないが、思いっきり窓際課長に なって、音楽聴いたり・画を観たり、 旅行をしたりしようかと思う。
「知識が深まれば深まるほど疑問も深まる」 老子曰く「学を絶てば憂いなし」 「無為自然」・・良い言葉だね。
きっと大きなバイオリズムがあって、 この1・2年は何もしないほうが よいのかなって直感的に思います。
復職するのも、どうしても 妻や家族・親戚を安心させたいって気持ち が働いて、あせってしまう。 悪事を働いているのではない。 確かに、心配や手間をかけているが 悪意のある心で傷つけたわけではないのだ。
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