平素に在り

2003年10月27日(月) 復職1週間前

今日は、映画を観た。
ブルースウィルス主演の戦争ものだ。
たしか、「ティアーズ・オブ・ザ・サン」とかいったな。

ヤフーの情報で、評判がよろしかったので
イクスピアリまで行って観た。

まあ、特に心に響くものが無い。
世界の警察アメリカ在り!って臭いがきになるかな。
最近のハリウッド映画の傾向だな。

戦争そのものに対する疑問は全くなく、
戦って勝ったものが正義、みたいな考えが
いまのアメリカだな。

ダイエーの優勝は喜ばしい。
最後は実力の差が出た妥当な結果。

映画の帰りに、本屋に行った。
新しい趣味として、写真をやってみたいので
カメラ関係の本を買う。

あとは、「夏目漱石を読む」という評論本を買う。
最近売れている本も、探してみたが、
特に興味惹く本もなく、逆に「粗筋で読む名作」
みたいな、滑稽な本も出て、世も末かと思った。

あとは、ビジネスのノウハウものとか、
判りきったことをもっともらしく書いた
本ばかりで、最近の活字離れも仕方なしとの感想。

特に「銀座のママが見た出来る男の・・・」
とか、「祇園が観た、・・・・」
なんてのは、最低だな。

大体そんなものは、公表するべきものではないし
客を馬鹿にした見下した印象だ。
何様かね、奴らは。

高い金、いや法外な金を頂戴して
それだけのサービスができる店や、ママは
いないよ。

そんな本を見て、出来る男を演出しろとでも
いうのか。
大体、できる男ってなんだ。仕事か?
まあ、高い金払って飲んでいる客に
ろくな奴はいない。(自分もそうだ)

題名見るだけで、嫌悪を覚えた。

あとは、自分の成功体験を自慢げに著したものや
判りきったことを得意げに書いたものばかりだな。

ほとんどが、上滑りで魂がはいってない。

偉そうに、批評している自分もたいした人間でも
無いのだが。今は、綺麗な写真とか、画とか
風景とかが自分の心に響く。

だって、読書って、自分の共感できるとこだけ
気に入って、あとは切り捨てていることが多いから

読書は道楽の一種だな。見識を広めるなんて事は
幻想だ。受け売りが上手になりどんな話題でも
一通りついていけるようになる薄っぺらな
営業マンには最適だ。(自分がそうだった。)

自分も文章の下手さに嫌気がさしている。
その点、写真なら心が動いた一瞬を残せるし
視覚で訴えるだけ、出来の悪い脳みそを
仲介しないので、心に響く。



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こうたろう [MAIL]

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