Phase - 2020年01月28日(火) 雪が積もるかもしれない、と言う予報を受け、自宅で仕事をすることを選ぶ。 これまで何らかの用事があることを理由に在宅勤務を選択することはあったが、ついに寒い、濡れたくない、と言った消極的かつ生理的な欲求に屈することとなった。 こんな低い志で働こうとも満額給料をくれる会社には感謝しかないが、裏を返せば結果がすべてであるので、どこかで帳尻を合わせることには違いない。 この会社に転職してもうすぐ丸4年。 こんなにも働きやすい(言い変えるならば天国のような)職場はそうはないように感じている。 このまま骨を埋めても・・・と思う気持ちが無いことはないが、一方でこの極厚の羽毛布団のような環境に包まれれば包まれるほど、抜け出すことは難しくなるだろう。 あと30年も同じ仕事をやり続けることなんてできるのだろうか。 他に思い当たる道は浮かばないし、子供の頃の夢なんて忘れてしまった。 騙し騙し、少しの達成感を餌に、少しだけ目線を逸らして、ささやかに生き延びる余生なのかもしれない。 -
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