ロスタイム - 2020年02月19日(水) まるでロスタイムを過ごしているかのような感覚に陥ることが間々ある。 過去を振り返れば、たくさんの楽しいことを経験したし、今を見つめてみても、特に何不自由していない。 これから体は老いていくばかりだし、子供たちも自分たちのコントロールを超えていくばかりだし、いつ職を失って困窮に喘ぐかだってわからない。 上を見ればキリがないけれど、自分のような凡人が人生で掴める幸福のほとんどはすでに得てしまったような境地のなか、もう後は時間がただ過ぎていくことだけをピッチの片隅から眺めているような、もう自分の人生とはおさらばしてしまったような感覚。 -
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