Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2007年09月15日(土) 自民党総裁選 : 政治家は見た目で選べ



「 神さまは、器量のよくない人間がお好きだったにちがいない。

  実にたくさん創造されたから 」

         エイブラハム・リンカーン ( 第16代アメリカ合衆国大統領 )

God must have loved the plain people ;
He made so many of them.

                                Abraham Lincoln



誰かを皮肉ってるのではなく、彼自身のことを語った 「 謙遜の言葉 」 だ。

歴史に名を残す偉大な政治家にも、容姿のコンプレックスはあったらしい。


最近、『 人は見た目が9割 ( 新潮新書=竹内一郎 著 ) 』 というタイトルの本がベストセラーになり、読んでみたところ、なかなか面白かった。

見かけや容姿で判断せず、「 人は中身で評価しなさい 」 なんて説教を受けた記憶もあるが、この本を読むと 「 見た目の大切さ 」 がよくわかる。

昔から女性は、「 男は “ 美人に弱いからねェ ” 」 なんて仰るが、そう言う女性のほうも、やっぱり、男前に弱かったりするものだ。

一部の 「 マニア 」 を除くと、醜いものより美しいものに憧れを抱くのが普通で、美しい風景を愛でるのと同じように、器量の良いほうが寵愛される。

ただし、人の美しさには 「 生まれつき 」 の要素と、その人の 「 努力 」 や、「 生きる姿勢 」、「 人との接し方 」、「 起居振舞 」 なども含まれる。


誰でも、初めて接する人に対し、意識、無意識のうちに、「 私はこんな人間ですよ 」 という信号を伝達し、相手に何らかの印象を与えている。

伝達手段には、「 バーバル・コミュニケーション ( 言葉による伝達 ) 」 と、「 ノンバーバル・コミュニケーション ( 言葉以外の伝達 ) 」 の二通りある。

心理学では、ノンバーバル・コミュニケーションのほうが 「 伝達力が高い 」 と実証されており、いわゆる 「 理屈より見た目 」 の図式が成り立つ。

それは、よく考えてみれば当然の話で、人は、顔つき、仕草、服装、匂い、体温、距離など、言葉以上に膨大な情報を相手に発信しているのである。

所詮、相手をよく知らないのに 「 中身で判断しなさい 」 と言われても無理な話だし、相手の話をよく聴いたところで、見た目の印象にはかなわない。


安倍首相が 「 ボンボン 」 だと揶揄されたのは、家柄や、生い立ちの関係だけでなく、いわゆる 「 見た目 」 によるところが大きい。

大事な試験を前にし 「 お腹が痛くなっちゃった 」 こともそうだし、なにより、語気を強めても、眼力 ( めぢから=視力のことではない ) に欠けていた。

先週、映画 『 HERO 』 を観たが、主演 木村 拓也 は眼力が強く、それは観客を圧倒し、芝居が上手いか下手かなどの議論を超越した魅力を放つ。

いくら政策が立派でも、話が巧みでも、眼力などを含む 「 見た目の迫力 」 がなければ、その声は有権者の耳に届いても、心には届かない。

つまり、「 政治家は ボンボン では駄目 」 というのは妥当な意見であって、迫力の無い人物は、正論を発しても 「 真剣さが伝わらない 」 のである。


辞めた人のことを語っても意味がないので、次期総裁候補の話をするが、麻生氏 は実業家ならではの、積極性と、庶民的雰囲気を醸し出している。

福田氏 は、安倍氏 と同様の 「 二世議員 」 だが、ボンボン というよりは、年齢のせいか、慎重さと、政界の事情に長けた感がある。

現在のところ、「 福田氏 優勢 」 と報じられているが、どちらのタイプが総理として有権者の支持を集められるのか、自民党は熟慮すべきだろう。

政策では、小泉氏 より 安倍氏 のほうが勝っていたと思うけれど、人気は真逆だったように、政治家こそ 「 見た目が最も重要 」 なのである。

ちなみに、『 人は見た目が9割 』 が事実ならば、どう見ても 「 悪人顔 」 の民主党・小沢代表は、「 9割方、悪い人 」 かも …  






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