「 女心に通じる道は、美味しい料理を出すレストランのドアを通る 」
英語のジョーク
The way to a woman's heart is through the door of a good restaurant.
English joke
今週は、今年最後の中国出張を予定している。
本来なら10日は行きたいところだが、クリスマスまでに戻らねばならない。
冒頭の言葉は、元ネタの 「 The way to a man's heart is through his stomach. = 男心に通じる道は胃袋を通る 」 をもじったジョークだ。
美味しい手料理が男性の心を射止めたのは昔の話で、当世は、ご婦人のご機嫌をとるために、美味しいレストランを確保する必要がある。
最近は海外向けの仕事が増え、多忙を理由に会う機会が少なかった彼女に、せめてクリスマスぐらいは、感謝の気持ちを伝えたいと思う。
関空に車を置いたまま出発し、24日に帰国して、自宅に寄る暇もなく神戸へ走り、ホテルにチェックインしたらすぐ、夕食に向かう段取りである。
たとえ飛行機が堕ちなくても、道中に何らかのトラブルが起きて、万が一、遅刻するような事態になったら、この日ばかりは 「 命に関わる 」 のだ。
過去、色々な女性とクリスマスを共に過ごしたが、皆、宗教的な意味合いではない 「 特別な日 」 という想いがあり、それぞれ、楽しみにされていた。
それは女性特有の可愛らしさでもあるけれど、その期待を裏切らないように、「 接待 」 する側は、毎回、相応の苦労を強いられるのである。
特に今年は、「 ミシュランガイド東京 」 なんてものが出たおかげで、東京の男性諸氏は、予約の確保に奔走しているのではないだろうか。
経験から言うと、高価なプレゼントよりも、レストランの質が重要で、その後の関係にも影響が大きいように思う。
冷静に考えると、毎回、趣向を凝らさなくても、「 お相手が違う 」 のだから問題ないのだが、男性の場合、昨年と同じでは 「 罪悪感 」 を感じるのだ。
|