物書き一考。 - 2006年03月26日(日) こんにちは。 ゴスペラーズの北山陽一が好きな、美和という者です。 と、初めましての人に優しい挨拶をしてみましたが、 別にそういう内容の日記なわけでもありません。 以前、自分的小説の書き方、なんてものを載せていまして、 なんだか思ったより好評だったのが意外だったことを覚えています。 (「なくなってしまったようで残念です」とも…ホント?) あれはですね、おこがましい感じがして、取り外したんですよ。 でも、「言葉のプロ」になるなんて言って以来 (まぁ、その前もそうだったんですけど) 文の書き方に関するこだわりってのは増えてきてます。 他の人が書かれた文章を読んで、自分だったらこう書く、とか 思ってしまうのはヤなんですが;純粋に楽しめなくて。 例えば、「〜し始めた」ということを書きたいとき。 「〜し始めた」と書くか「〜しだした」と書くか、とまず考えます。 で、その始まったものが何なのかで決めるんですね。 「歌う」だったら、「歌い始めた」の方が「歌いだした」より綺麗だし、 「雨」だったら、「降りだした」の方が「降り始めた」より軽くて好き。 って風にですね。 でも、そんなことを考え始めたらぐちゃぐちゃになるんですよ(笑) どっちがいいのか、自分でもわかんなくなったりして。 今でも、「雨でもやっぱ、始めたの方がいいかも」とか思ってますからね。 (基本的に「〜し始めた」の方が好きだからなんでしょうが) 特に私は、文章の雰囲気を大切にしたいので、 (行間に流れる空気とか、そのとき味わえる余韻とか) 言葉選びには慎重になります。 端的に書いてしまえば楽に表現できることでも、 その行動の表現の中で、登場人物の気持ちを感じられるようにしたい、 とか、雰囲気があって綺麗な言葉を使いたい、とか。 もちろん、スパッと書いてしまった方がいいときもあるし、 (全部がごてごてと飾られた文章だと、読んでて疲れますから) まあ、そんなことを考えながら書いています。 文章を書くときに気をつけてることについては、 話し始めると止まらなくなるので(笑) また、前みたいにまとめて載せてみようかなぁ、とも思うのですが。 そこまで需要があるようには思えませんし(笑) 「あぁ、自分ってそういえばこんな風に考えてるな」という 再確認の意味もこめて、日記に書いてみました。 さぁて。お風呂お風呂。 ...
|
|