○プラシーヴォ○
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2001年06月07日(木) 初めてのア○ム?

「がちゃ子さ〜ん、お電話よ」
事務の女性から、声がかかる。

ええ?
私は派遣社員でここに来てるだけで、
しかも入力業務だから、外部と接触することもないし・・・。
電話がかかってくるはずなんてないのにい。

首をひねりながら電話をとると、
ダ○エーのカード会社からだった。

バリ島旅行代金が、
先月の時点で残高不足で引き落とせなかったという。
「11日に、再度引落になりますので、
それまでに振りこんでくださいね。
12万円!」

ぎゃお!
「あのお、15日まで待ってもらえませんか・・・?」
「どうしてですか?」
「給料日なので・・・」

そのあと、電話口のお兄さんが声を荒げて、

いくら給料をもらってるのか?
どうして先月、給料日の後に引落ができなかったのか?
そんな給料の値段で、旅行代金を一括払いするなんて
考えが無さ過ぎるんじゃないか?
1回目の引落で延滞するなんて、もうあなたは信用できない。
親に借りるなり、なんなりできるんじゃないのか?

と、まくしたてた。

しかし、私は会社にいる。
すぐそばに
社長も部長も常務も所長もいる。

そんな中で、
給料はいくらだ
支払いを待ってくれだの

一体何回言わせる気なんだい、ああん?


ちょっとキレた私は、
「どうでもいいんですけど、
あなたが会社に電話してきたってことは、
私、仕事中なんですよね。
後ほどかけ直させていただくわけには、いかないんでしょうか?」

すると、逆ギレした私にひるんだお兄さんは、
「そ・・・そうですね、じゃあ明日、お電話下さい」
と引き下がった。


ブルーになった。


借金取りのようなお兄さんの口の悪さに。
25歳にもなって、旅行代金もまともに払えないという
計画性のない自分に。

はああああ。

一瞬、あの歌が頭をよぎった。
「はっじめってのア○ム♪はじめての無○くん♪」

しかし、ハム男がそこを利用して、あまりの金利の高さに
地獄を見たことを思いだす。


ここだけの話だが、
私は、無利息で明朗会計、返済期限はいつでもよし
という秘密の金貸し屋を知っている。



ママン、ちょっぴり貸してプリーズ。


1時間のお説教の末、見事お金ゲット。はあ。

ほんとに情けないよう。


がちゃ子 |偽写bbs

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