○プラシーヴォ○
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ぶるるるる
ぶるるるる
部屋に響く内線の音
「おはようございま〜す 朝食の準備が出来ましたので 持って行きますね〜」
「は?…はい! お願いしまっす!!」
大変、大変 8時にお願いしてた朝食が来ちゃう!!
ハム男!!起きて起きて!
でもおっかしいなあ、一応目覚ましはしt
まだ7時30分じゃん!!
また昨日と同様 おばちゃん達の勢いにおされ 目が点のまま食卓のご飯をもくもくと食う私たち
帰り道、再び温泉に寄ることにした
いつものところではなく 初めてのところにチャレンジ!!
いたるところに立っている看板をたよりに 道をすすむ
と、信号待ちでとんでもないものを見た
魚屋さんの
軒先に
つってある
深キョンの太ももくらいある蛸の足!!
ハム男と私は女学生のように キャーキャー歓声をあげた
ハム男にいたっては、
「あ、あれな、 きっと本体はこ、これくらいな!!」
と大興奮でハンドルを離して 両手で大きさを表現して車を大破させかける始末 (やめてーーーー!)
たどり着いた温泉は
一言で言うと
プールもついてて家族で楽しめるスポーツジム
「あ、がちゃ子、見てみて ウォータースライダーがついてるよ! あれやろうっと」
ハム男…透明だよ?
ふるチ○、で滑ったら、外から丸見えだよ…?
値段設定がいろいろある自販機から
『入浴のみ 500円』
を選択
わっくわくで入ると
まさに
ざ・お風呂
畳でいうと8畳くらいのお風呂 …と、 ええっと、ええっと、
それだけ
まあ、確かに温泉を注ぎ込んでるんだろうと思う
湯船からはどぼどぼお湯が溢れてたしね
洗い場に、
『どうぞお使いください お肌つるつる 泥石鹸』
と黒い石鹸がおいてあった
なんだか悔しかったので ぐりぐりと体にこすりつけ
ぴかぴかにして出てきた
ハム男のがっかりフェイスでひとしきり笑い 温泉をあとにした
サービスエリアで肉を食い (魚介類づくしで肉に飢えていた)
私の家に帰った(蟹のおみやげを渡すため)
私はこのままハム男と一緒に行っていいのかどうか この連休のはじめから心配だった
「ほい、がちゃ子おみやげ置いておいで 俺、ここで待ってるわな」
はーーーーい!
家に帰ると、パパがコタツでぐーぐー寝ていた
ので
蟹をそっと頬の横に置いてきた
ちょっぴりサンタクロース気分
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