○プラシーヴォ○
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大好きなアーティストのコンサートのオープニングで ステージ上で音楽が鳴って さあ、登場するぞ、と思ってたら
二人にそっくりな格好をした ちびちゃんボーイズが登場した
ということがありまして
会場全員がずっこけたんですが それがまた可愛らしくって
ライブのビデオにその様子がちょこっと映ってて
「ああ、可愛いなあ 一生懸命真似しようとしていじらしいなあ」
と思った瞬間、泣けてて
私、おかしいのかなと思いながら見続けてたら
客席にカメラが向いたときに
小学校三年生くらいの男の子が映ったんだけど
その子が、パイプ椅子の上に立って 一生懸命手拍子を打ってて その顔がキラキラしてて (子供受けするアーティストだと思わないんですが… コナンの主題歌とか歌ってたからかな?)
それを見てまた
「可愛いなあ」
と泣いて
私、何かが足りないか 一杯すぎるかのどっちかだな、と思い
とりあえず気持ちをほかにそらすために(何から?)
本を購入しました
本当に、たまたまだったんだけど
本屋で、どぎついピンクの背表紙が目に刺さり、
気がついたらこのお金が無い時期に ハードカバーのその本を買っていました
美輪明宏さん著 『愛の話 幸福の話』
まだちゃんと読んでいないんだけど
・チャンネルは多く (いろんなことに興味を持て、ということ)
・自分の長所短所得手不得手を全て紙に書いて見て それから決して目をそむけないこと
とか
シンプルだけど 本当のことがかいてあった
今、
好きな人もいないし 仕事も好きじゃないし 習い事してものめりこめないし
美輪さん言うところの
あたし、枯れてる??
っていう人が多いと思う
でも、習い事したり 枯れてるのはやだなあと
悩んだりもがいてる様子は とてもいじらしくて
今居る場所から一ミリでも動こうとしている努力は 決して自分にとってゼロではないと思う
例えば、美術なんてまったく興味ないけれど 重いお尻を床からひっぺがして 美術館に足を運ぶ
へー、ふーん
ってよく分かんないけど絵を一通り見て
やっぱり私、 美術ってワカンナイ
その日はそこで終わったとしても
コンパとかで会話した時に
「こないだ美術館行ったけど 全然何がすごいのか分からなかった
でも、女の人が振り向いてる大きな絵があって それはちょっと好きになった あんな古い絵が 世界のあっちこっちで展示されるってすごいね」
ってまったく実のない感想を 会話のつなぎとしてホロリとこぼした時に
「俺もそう思ってた」
とか
「俺、ムンクのなんとかっていう絵しかしらない」
とか
会話の種になるかもしれない
コンパじゃなくたっていいけれど
行ったり見たりしたことが 次の日に役に立たなかったからって
それは意味の無いことじゃない
私も最近、 会話で昔のことばかり引き合いに出していることに気づいて
ハッとした
新しい引き出しが ガラガラだ
だから涙がでたのかな
なにも無いのが不安で 不安で
不安を消すには 行動あるのみ
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