○プラシーヴォ○
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| 2003年02月18日(火) |
サティスファクションには程遠いけど |
起きたら14時30分だった
散髪して〜 掃除して〜 ダイエー行って〜 スポーツジム行って〜
昨日寝る前に指折り計画してたのに 全部やる気ナッシング
着替えてハム男の家へ
22時頃、ようやくハム男から電話
「ああ〜やっと終わったよ〜 何かいる?…っていうか 俺、金ないから買って帰れないけどさ!!」
なんでそんなに
貧乏なんですかい??
普段ワインなんて飲まないハム男が 昨日友人が忘れていった残り物のワインを 飲んでいる
焼酎を買う金も無いのね…
「ハム男、冷蔵庫にある缶チューハイ飲んでいいよ 300円だけどね」
「高っ!!」
「嫌なら買いにいけばああ??」
ハム男が がしゃん、と私の目の前に 小銭がぎっしりつまったキャンディーの空き缶を置いた
「これで足りるか? なんぼ欲しいんや?」
その言い方がすっごくいやで 涙が出そうになった
ほんの、冗談だったのに
ハム男の家に着いた瞬間から ずっと不思議と泣きそうだった
結婚して欲しいこととか どうしてハム男は貧乏なんだろうとか
口に出す場所が無い小さな愚痴が うずうずと渦巻いて いっぱいいっぱいなんだろう
主人公が余命一年というドラマを見た
母親に電話で婚約の報告をするとき
変な空気が張り詰めた
ドラマの設定と同じで ハム男もお母さんと離れてくらしてて お父さんを高校生のころに亡くしている
私たちが結婚するときも こんな感じなのかなあ
夜、一緒にベッドに入って 頬すり合わせて
寝る気まんまんのハム男
勇気を振り絞って 夜の営みのお誘いをしてみた
「…できるかなあ」 (最近、お酒を飲むと 夜の営みができなくなるへなちょこハム男)
なんとか結合して、 イッたふりをすると ハム男がすっごくうれしそうに倒れこんだ
「えへへ、がちゃ子に勝ったぞう」
あ
あ
今だ
今しかない!!
今こそ言うチャンスだ!!
この空気!
「あ、あ、あのね、ハム男 入れてくれなくていいからね
もうちょっと、あの、私に触って欲しいんだけど」
そう、今日だけじゃない
ここ最近 記憶のあるかぎり ハム男はまともに私に触ってくれていない
パジャマの前のボタンを外してくれれば まだいい方で
「あたしの穴さえあればいいのかい?」
と、毎回毎回 笑顔でハム男を見ながら 心の中でゴウゴウと涙を流していた
いつもいつも 言おう言おうと
思ってたんだけど
今日、ふわりと いい風が吹いて
ようやく言えた
「ああ、ごめんな… もっと、言ってくれていいんやで」
ゴールデンレトリバーのお腹を撫でるように わっしゃわっしゃと力強く 私の頭を撫でてくれるハム男
「ハム男、大好き」
うん、と私のおでこに 頬をつけたままうなずいて ハム男は両手で私の手を握った
3年付き合ってて 言いたいこというのに こんなに気をつかうのって
どうなんだろうね
でもね
幸せ
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