○プラシーヴォ○
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明日、お芝居を見に行ってから 夜、ハム男の家に行くことにした
ハム男はサッカーの試合だけど 夕方には終わるらしいから
あれ??
ふと思いついて ハム男に電話
「ハム男、明日、大阪で待ち合わせしようよ お芝居終わってから一緒に大阪で御飯食べよう」
「ええ〜?? どこで? 何食べるの??
俺…金が…」
予想通りへっぴり腰ハム男
「どこでもいいやん 電車で大阪まで出ておいでよ そしたら一緒にお酒飲んで帰れるやん
私がおごってあげるからさ」
「電車…かあ」
すっごくすっごく反応が悪いハム男
プチ対人恐怖症で 電車がちょっと怖いハム男
付き合う前と 付き合いだした当初は しょっちゅう大阪や神戸の小洒落たところで 御飯を食べていたのに
その頃、ハム男は相当無理をしていたらしい
無愛想な私の気持ちを量りかねて なんとしてでも この無愛想冷血女を 恋人にすんべえと 血を吐く思いで 私の思い通りの場所で 飲んだり食べたりしてくれてたらしい
思えばあの頃は キラキラしてたなあ…
ちゃんとマスカラしてさあ お洒落してさあ えへへへへ ぐへへへへ
うう〜ん(回想中) そのときの 必死さを 少しでも今に残しておいてくれよう
3年前のちょっとの間に 使い果たしてしまったのね 私への思いを…
すっかりテンションのさがった 私たちの外食といえば
ハム男の家のそばの
・スシロー ・うどん屋 ・王将
魔のデルタフォース!!!
いやにゃ〜 いやにゃ〜
死ぬまでにもう一度、
オラ オラ
都会で食事がしてえのす!!!
キラキラしたいのす!!(from 壬生義士伝)
手をつないで 人ごみをかきわけて ウフフ〜、コラコラ〜って 追いかけっこしたいのーーーーす! (嘘、それはイヤ)
私のいつになく強引なお誘いに 何かを感じ取ったのか
「…そうやなあ たまには、都会で食事をしないとな…
分かったよ じゃあ、明日、大阪で集合な」
“待ち合わせ” なんつーのも かれこれ3年ぶり??
わあ、うっきうき
最後の最後まで ハム男の声がローテンションなのが気になるけど
いいも〜ん
私が楽しけりゃいいも〜ん
ああ、待っててね!! 都会!!
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