暗い中、眼を閉じると涙が出た。暗い部屋で一人でいると色々なことを思い出した。眠れなかった。そんな日々が続いた。それでもその人たちの輪に入ることは出来なくてやっぱり苦しんだ。何もしない時間があると泣いていた。悲しかった。私は一人だった。淋しかった。誰もいなかった。誰にも言えなかった。言える人がいなかった。言える私ではなかった。そんな正月だった。そんな一年になる気がした。誰かが私を救ってくれるのだろうか?