楓蔦黄屋
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2020年12月21日(月) 戊戌・冬至・好きでないもの

冬至。
ゆず湯に入ったりはしなかった。
でも冬至。夕暮れがきれいだった。

ライブカメラにハマっている。

毎日、世界の気になった都市を3つほど巡回している。
もともとは東京のライブカメラで
朝なんとなく「出社感」を部屋の中で感じてから仕事をしたくて見始めたのだが
そういえば世界を見られるんじゃないかと思って見ている。
外国ではたいてい昼夜が逆転していて面白い。

ライブチャットも楽しめる。
日本語をほとんど見かけないからだ。
何言ってるかパッとわかんないからめちゃくちゃ気軽だ。

私も英語でやる。
でも合ってるかわかんないから一度DeepLで日本語にして
おかしくないか確かめてからやる。
たいしたことは打ってないから英語でもできる。
英語以外の言語は日本語を翻訳してぶっこむ。

チャットもその場その場で、なんとなくお国柄みたいなものが出るから面白い。
けっきょく、一番のんびりして平和なのが東京だ。
みんな優しい。

ニューヨークはトランプのことばっかり話している。
私はパンダのことばっかり話した。だっているんだもん。パンダ。

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そろそろ何かを学ぼうとして興味のない本を読むのをやめようかと思う。

今年、2冊ほどそれで失敗した。
それなり生きてきて、もう自分には好きでないものから学んでるヒマはないんだな、ということがわかった。

友人が星読みの勉強を始めている。
この先はもう身軽に、フットワークを軽く生きていったほうがいいとのことだ。
腐れ縁も切っちゃっていいとか、地位も名誉も気にしないとか。

人の口から語られるものはあまねくフィクションだ。
創作の意識なく事実を語っていても、人の口を通した瞬間それはフィクションになる。
と私は思っている。

だから話半分に聞くのがちょうどよいと思っている。

友人の忠告もありがたく、しかし半分だけ受け取る。
心にひっかかってるな、と思ったものだけ考える。

好きでないものがたくさんある。
好きなもののほうが少ない。

好きでないものに心と身体を動かさない準備を、
この30代最後の歳に1年かけてしようと思う。
四十にして惑わない準備だ。

好きでないものに心を動かさないためには
まずは初動が肝心だ。
何事もまず心構えだ。

しかしどうしたらよいものか。それを1年かけて学ぶ。
2020年の目標は「wrap around fluffy」だったが、
2021年の目標は「好きでないものに心を動かさないための心構え(仮)」かな。


楓蔦きなり

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