2018年05月29日(火) |
樽とタタン 中島京子 |
中島京子 新潮社 2018
STORY: 両親が共働きのため、小学校から帰ると近所の喫茶店で過ごした少女は、赤い樽の中に入るのが好きで、タタンというあだ名をつけられ…。
感想: ちょっと風変わりな話で、いまいちのれなかったかも…。
多感な少女のタタンが、喫茶店で見聞きした話を、現在になってから思い出して書いているという風な形式で話が進む。
最初の頃のエピソードがあんまり面白くなかったのか、いまいち私のツボに入らず、何編かはちょっと面白いと思うものもあったけれど、のめり込むほど面白いという感じの話があんまりなかったという印象。
ちょっと思っていたのとは違ったという印象かな。
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