昨日の夜、ひさしぶりに、母に電話をした。 「明日、教員採用試験で、寝坊するわけにいかないから、 6時に電話してほしいんだけど」 「いいよ。わかった」
今朝、6時o’clockに電話がかかってきた。 「じゃあ、がんばって。いってらっしゃい」 やけに明るい母の声。 きっと、20分前には起きてたんだろうな。 そわそわ時計とにらめっこしてたんだろうな。
変な親子!
いや、変なんかじゃないね。 ごめん。 私がいつも冷たいからだね。 お母さんにとって、頼られることが何より嬉しいこととわかっているのに、いつも意地を張ってしまう。 何も相談せずに決めて、いつも事後報告。 一人で生きているみたいな顔して暮らしてる。
でも、昨日、「もし寝坊したらどうしよう?」って思った時、一番にお母さんの顔が浮かんだ。 都合のいい時だけ、頼ってごめんね。
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