2002年07月14日(日) |
国語は勉強しだいでできるようになる! |
会場から出てきた人が 「あーあ、することねー」 と言った。 どういう意味なのか、その人の真意は分からないけど、私も 「あー、することなくなっちゃたんだー」 と思った。
今日の面接試験で、教員採用試験が終了しました。 もう、数学も、日本史も、漢文も、つめこまなくていいんだ…。
ざんねん51パーセント。 こんな用意周到に準備しての受験って初めてだったから。 体調から、栄養状態、「げん」までかついじゃったもんね。
志望大学が安全圏内だったから、大学受験はマイペース。 以前、教採2回受けた時は、ほかのことで必死で、ほとんど対策なんて立てなかったし。 去年なんて、当日、消しゴムと時計忘れるし。
こんなに、時間をかけて、心をつくして、ひとつの試験を突破するために努力したのって初めて。
生まれて初めて、「勉強すると、力がつくんだなあ」って実感できた。 昨日までできなかったこと、今日できる自分がいた。
実は国語って、「勉強してもしなくても変わらない」って思ってた。 …国語教師のくせにね…。 でも、今度は、自分の実体験から生徒に言える。 「国語は勉強してもしなくても変わらない、なんて大間違いだよ!」って。
この1ヶ月の勉強期間で、すごく国語ができるようになった! 古文、漢文なんて、段違いに、「わかる!」 たった一冊、問題集をやっただけだったけど、超博学になっちゃった。
しかも、その問題集でやった「無名草子」の箇所が出たんだよー! 「勉強していたところが出た」 っていう体験も初めて。
「やればできる」 って、実は、「やる」ことができるかどうか、を問題にしている言葉だと思う。 誰だって、どんな人だって、「やり続け」さえすれば、できるようになる。 何だって。 でも、「やり続ける」ことって、けっこう根気と粘りと時間がいるから、 なかなかできないんだよね。
私は、今回初めて、「やればできる」って実感できて、すごく嬉しかった。 だから、もう、とりあえず、結果が出るまでは勉強しなくてよくなっちゃったのは、少し残念。
せっかく国語ができるようになったから、趣味でもっと問題集といてみようかな。
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