2002年08月24日(土) |
じんわりあったまるこ |
“単純に生きたいなあ”と思います。 単純に一所懸命、つまずいても、こけても、まっすぐに生きれたらなあ、と思います。 でも、すぐに私は理屈っぽくなっちゃったり、卑屈になっちゃったり、人のあら探しをしてしまったり。
単純になにかを信じられる強さが欲しいです。
しかし、今日はいい映画を見たので、ちょっと元気。 中国の映画で『こころの湯』です。 舞台となる下町の銭湯は庶民の安らぎの社交場。 市井の人々の日常があります。 銭湯をつぐのが嫌で都会に出て行った長男が銭湯に戻ってくるところから映画は始まります。
物語の筋は、もしかしたら読めてしまうかもしれないくらい、平凡。だけど、銭湯に集う人々、ひとりひとりの心のふれあいが、しんみりじんわりあったかいです。
でてくる俳優さんが、みんなすごくしっかりした、存在感を持っているのも印象的でした。 しっかりした顔がある。 日本人と顔貌はほとんど変わらないはずなのに、何かが違う。 しっかりした顔を、目を持った日本人ってなかなかいない気がします。
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