学校事務の先生って、いつも事務室にいて、新しい黒板消しを用意してくれたり、コピーの取り方教えてくれたり、とか、私の想像力ってそんなもんだったんだけど、その目測はかんなり甘かったらしい。
とくにこれからは年末調整って言う、所得税に関わる控除の申告があって、その後には来年度の予算の編成、先生方の異動が待ち構えているんですって。 「よく、ひきうけたねえ…」 は、すいません。むこうみずに飛び込んでしまいました。
なにはともあれ、飛び込んだからにはやるしかないわけで、がんばるんば。
今日は年末調整の資料の提出締め切りでした。 先生方に出してもらった収入、保険料、扶養親族の書類をもとに資料を作成するわけです。 先生方に書類の書き方を質問されるんだけど、私もにわか勉強だから、大変でした。 そういう私も去年まで、事務の先生に泣き付いて言われるままに書いていたんだもん。
確定申告ってナニ?控除って? ぐらいの勢いだったから、ほんとに初めての世界です。 おおざっぱを辞任する私にとって、書類を正確に緻密に作ると言うのは超苦手です。 「ここはどっちを記入するのかなー?」 って迷ったとき、「まあいいや。誰が死ぬわけじゃないし」 なんて、適当に判断しちゃいたくなるんだけど、ここで良く知っている人にちゃんと質問しなきゃなんないんだよねえ。
せっせせっせと準備をしといたはずなのに、やっぱりぎりぎりになっちゃうのは私の性格からでしょうか。 もう、今日は本当に余裕がなくって、書類の山で、半泣きでした。 「今日、私年末調整の締め切りに間に合わないので、給食抜きにしてください」 給食を先生方と一緒に食べて、おしゃべりして、っていう時間も惜しいぐらい。 「そんな、食べなきゃだめだよー。わかった、給食事務室に運んできてあげるから」 なんて いってもらって、ありがたいことです。 そんな悲壮な午前中だったんですが、必死にやったら、意外と余裕が出てきて、無事に一緒に給食を食べることもでき、提出書類がちゃんとそろっているか、見直す余裕もありました。 やったぞー。 大波のりこえた!
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