きよこの日記

2002年12月28日(土) それすらも日々の果て

冬休みになって、少しゆとりができて、あたりを見回してみると、さすがに年の瀬押し迫り、慌ただしいものですね。
往来を行き交う人も車も、いつもより多いような、そして、活気に満ちた感じがします。
私もボーッとしている場合じゃないぞ。
ぜんぜん新年を迎える準備なんてしていないではないですか。

年賀状は、書いているときに訃報が届いて、どうしたらいいものか、宙に浮いてしまいました。
でも、大掃除ぐらいはちゃんとして新年を迎えたいものです。

一年も残すところあと数えるばかり、というこの時期が私は一番好きな季節かもしれません。
一年を振り返り、身の回りをきちんとととのえて、新しく始まる一年を迎える準備をするのです。
それは、とても前向きで希望に満ちたことだと思うのです。

私の思う理想的な新年の迎え方があります。
冬休みが取れて、親族がだんだん集まってきます。
大掃除も少しずつ進めて、大晦日の午後にはすっきりとしています。
お正月のためのお買い物はすごく大量になるから、みんなで行くんです。
そして、いつもより少し早めに夕食が始まります。
大人はもちろんお酒が入るから、ずっと紅白など見ながら飲んでます。
子どもたちは順番にお風呂に入っていき、大人も入り終えた頃、ちょうど大トリの歌う頃合いになってきます。
みんなこたつに足を突っ込んで、年越しそばを食べながら行く年来る年の除夜の鐘を聞くのです。
「3.2.1、明けましておめでとうございます!」
そして、寒くないようにたくさん着込んで、何台もの車を連ねて初詣に行きます。

今年のお年越しは、そんな理想的なお年越しになりそうです。
母も、妹も、おじいちゃんのところでお正月を迎えます。
おじさん、おばさん一家もやってくるみたいです。
こんなにぎやかなお年越しは数年ぶりだから、おじいちゃんたちも、きっと喜んでいるだろうなあ。
楽しみです。
私は明日の夕方行きます。
今年の日記の更新は今日で最後になります。
来年もたくさんの楽しい、すばらしい出来事をこの日記に書いていくことができますように。


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