きよこの日記

2003年02月09日(日) 未練でしょうか

山口の友達からのメール。
「ところで今回メールを差し上げたのはお父さんの車を廃車するにあたって書類がい
るのでご連絡いたしました。
で、お母さんのところに直接書類等を送付したほうが早いとおもうので住所を教えて
もらえますか?あと私から書類を送るってことを伝えてもらえると大変幸せます。」

お父さんの車。
お父さんが亡くなってから、ずっと車庫にとめたままになっていて、お母さんも,
いつ、どうやって廃車にしようかということを話していた。
でも、私にとって、その車はお父さんの思いでの染み付いた車で、どんなに古くたって、流行遅れだって、かけがえのない車だったから、私が受け継いで乗ることにした。
トランクや、ダッシュボードの中に残っていた品々には、お父さんの生活そのものが感じられてやるせなかった。
1年間ぐらい乗っただろうか。
私は松本に引っ越すことになった。
遠すぎて松本まで持って行くことはできないと思った。それに、収入がぐっと少なくなるから、車を維持する余裕なんてないことは予想できた。

かといって、やっぱり廃車にするのはためらわれたので、板金会社に勤める友達が、会社で使ってくれるって言ってくれて、うれしかった。
私が乗っていなくっても、遠く離れたところででも、お父さんの車が動きつづけてくれるって思ったらうれしかった。
お金にすることにすごく抵抗があったから、ただで引き取ってもらった。

それから一年でのこのメールです。
寝耳に水っていうのかな?
すごくショックです。廃車にすることが当然のことのように書かれていて。
「まだまだ走るよ」って言ってくれていたのに…。

私は、すぐに釈然としなくって、返事を出した。
「廃車って、事故か故障でもあった?」
「車検が切れて事故とかはしてないんだけどもうあまり調子もよくないので車検受けるよか廃車したほうがいいってことになったんよ」

理屈ではわかる。
当たり前の判断だと思う。
車検に出してまで使って欲しいっていうのは、あつかましいお願いだってわかっている。
でも、感情的な理由で、素直に納得できないんです。
すごく嫌なんです。
わからずやの気持ち、ともだちに押し付けても迷惑だね。
こんな時、遠くにいてよかったって思います。
もうちょっと気持ちの整理がついたら、ちゃんと手続きするよ。


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