きよこの日記

2003年05月07日(水) 不登校とわがまま

不登校はわがままなんだろうか????
わからない。
だけど、不登校は怠学ではない。
勉強をしたくないから学校をズル休みをしているわけではないと思う。
原因はさまざまで一概に言えないんだけど、でも、学校というもの、もしくは学級というものに、なみなみならぬ抵抗感があって、登校できない状態になってしまうというのは確かだろう。

私の周りにも、多くの不登校の生徒がいる。
近しく感じるぐらいだから、学校に来ることができる、抵抗感があまり強くない子たちだ。

なかでも、一人の子は、部活動にだけ参加する。
朝の部活を7時半から30分間やって、家に帰る。
そして、夕方の部活動になるとやってくる。
部活動のときは部員はもちろん、とおりすがる友達とも、普通に声を掛け合える。
ただ、教室には絶対に入れない。

部活動に関する集会で、その子がどうしても、参加しなくてはならないことがあった。
それまでは、その子の代わりに、ほかの子が出席してくれていたが、ほかの子とていつもいつも行かせられる、という状態に少し不満を感じていた。
「どのように対処するにも、当人たちで話し合う必要があるな」と思い、話し合いの時間を持った。
お互いの気持ちを伝え合う中で、部活にしか参加できない子が重い口を開いた
「私、…集会に出るよ…。みんなに迷惑かけちゃうから、出るよ…。」
でも、そういうと同時に、両目からわっ、と涙があふれ出てきて、泣き崩れてしまった。

「それくらいのことで大げさな…」と、言うことはできない。
誰しも、物事を測る尺度は一つしか持っていないのだ。
私の尺度では、それは、まったくたいしたことではなくても、その子の尺度では、それはたとえば、私が街頭演説会をするぐらいの勇気がいることかもしれないのだ。

その子はその子なりの、精一杯で学校生活を送っているのだ。

でも、そのことを理解できない教師がいるというのも事実だ。
「あいつはわがままだから」
という言葉で切り捨てるか、放置するかの対応しかしない教師。
「来ないなら来ないでくれたほうがいいのに」
と口に出してはばからない教師。
情けなくなってしまう。

それで、その子は結局、集会には出たか?

泣き崩れてしまった姿を見て、ほかの子たちが助け舟を出してくれました。
「なくほどいやな思いをしてまで行くのは、やっぱりよくないから・・・、今回は私たちが代わりに参加するよ。
 また、いつか、行けそうになったら、行ってもらいたいけど、でも、それまでは私たちが代わりに行くよ。」


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