「門戸を開いて、オファーを待ってはいるんだけどね。」
…この前、卒業以来、初めてゼミの友達と集まって飲みました。 みんなそれぞれの場所で、それぞれの道をしっかりと歩いているんだなあ。 と、感心しきり。 ひとしきりお互いの近況報告が終わり、お酒が回れば、恋ばなになるのが定石。 で、私の冒頭の一言です。
私の今の心境です。 「だれか、言い寄ってくれないかなあ」ってさ。 いい感じの人はいます。片手の指くらい。 だけど、自分からけしかけるほど好きではないんです。 でも、オファーを出してくれればのってみたいなあ、って。 そういう、身勝手な心境です。
身勝手で、どうしようもない私。 あの人なしに生きていくということは、私にとって、とてつもなく頼りなく、味気なく、心細いものなのだという思いが日に日に強くなってきました。
英語の仮定法で、あの人のことを思い浮かべるたびに、私の今生きている環境がまるで他人のもののように、空虚で、むなしいものに思えてきます。 あの人なしの生活がいつの間にか当たり前に過ぎていっているけど、私にとってそれは、偽りの、見せかけの毎日です。 あの人は私の行く先を示してくれる羅針盤。 羅針盤を失った船は、荒波を乗り切ることだけに心奪われ、ただ潮流に流されることしかできないのです。
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