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| 2004年07月17日(土) | 「朋遠方より来るあり 亦楽しからずや」 |  
るんるんの3連休。来るべき夏休みの予告編です。浜松での中部日本卓球選手権に出るために、朝4時に出発しました。
 大学時代の後輩のちーさんと、その妹のさっちゃんと出かけました。
 浜松には9時に到着。
 車を降りてみると耳をつんざくほどの蝉の声!
 みんみんなんてかわいいものじゃなくって、ガジガジ言ってるんだもん。
 もう真夏なんですね。
 
 中部各県から予選を通過して参加して来ているだけあって、緒戦から、レベルが高いのに目を見張りました。
 観戦していてぜんぜん飽きない!
 そして、11時にようやく私たちの第一試合。
 ちーさんとのダブルスです。相手は富山県の高校生。
 まったく正統派のシェイク攻撃型の二人で、私のナイスボールも簡単に打ってきました。
 
 超面白かった!
 
 シーソーゲームの末、5セットで結局負けちゃったんだけど、本当に負けて悔いなし。
 すごくいい試合ができて「ありがとう!」って感じ。
 
 「朋遠方より来るあり 亦楽しからずや」という論語の一説があります。
 これは単に昔馴染みが遠くから遊びに来てくれて遊んで楽しいね、ということよりもちょっと深い意味があります。
 朋は自分と同じ道を追求する学問上のライバルとも言えるような人を指していて、楽しみとは、その人とでなければ交わすことのできないマニアックな議論を交わすことを言っている(らしいです。うろ覚え)
 
 卓球をしていて、なによりうれしいなあと思うのは、自分と同じレベルの人と代を挟んで向き合って、お互いにベストをつくす瞬間です。
 だけど,自分と同じレベルの人というのはなかなかいないもので、多くの場合は自分が相手の力に及ばないか、相手に自分が合わせてあげているかのどちらかです。
 
 今日は,本当に互角の実力の人と卓球ができて、本気のラリーの中で自分でもなかなかできないプレイをすることができて、心から満足でした。
 こういうことがあるから、卓球、やめられないよねえ。
 
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